本日のHP blogです。
義母が入院し、バタバタでした💦
認知症の義母が数日前から食が細くなり、食べても嘔吐する事があったらしい。
義理兄から夫の携帯に日曜日の夕方連絡があり様子を見に行くと
自力で食べられないし起き上がれない状況。
救急に連絡し救急車を呼ぶ対象なのか休日担当病院へ自力で行く方がいいのか相談し
救急車を呼ぶことに。
前回会いに行った時のことを思うと明らかに痩せている。
毎日一緒にいる義理兄は木曜日に掛かり付け医に連れて行き処方されたものを飲ませていた。
このまま様子を見ていて良いのか判断が付かなくなったらしい。
ずっと一緒にいると少しずつ弱って行く場合
どこまで様子を見てて良いか分からなくなるのも理解できる。
極度の脱水状態で、その影響で腎臓も数値が悪いということで入院となりました。
翌日の月曜日(昨日)再度必要なものはないか
おむつなど買って義母と面会し担当医から話を聞きました。
認知症は食欲がなくなるパターンも。
救急車で運ばれた時はぐったりしていて何も分からない状態で入院でしたが
翌日の昨日は点滴で少し楽になったのかベットから起き上がっていました。
『一度の面会は二人まで』ということで先に夫と義理兄が病室へ。
私は病室の前で様子を見ていました。
・点滴を何度も外そうとする。
・看護師さんが目を離すと部屋から勝手に出ていき家に帰ろうとする。
そんなこんなで昨夜は大変だったとスタッフさんが集まってきて義理兄と夫に話す。
義母が私を見つけ目で訴える。
私と夫が交代して病室へ。
義理兄が何度も説明をする。
義理兄:「これ見て。点滴と繋がってるやろ?これ無くなるまで外せやんねん。」
そう何度も説明するけれど納得がいかない。
私:「お母ちゃん、何?どうしたいの?」
義母:「ん?出たいねん」
私:「あ、出たいのね?看護師さん、その辺歩き回ってもええですか?」
看護師:「じゃぁ点滴を持ちながら…」
義母:「もう、家 帰るねん!」
私:「あ、帰りたい?そやなぁ〜早う帰りたいなぁ〜
せやけどな、血液検査の結果あまり良くなかったから
良くなるまで点滴してなあかんねんて。
検査結果良くなったら外せるからな。」
義母:「あ…(一瞬 え?そうなの?という顔をしてから何度も頷く。)
そしてベットに座り直す。
そのやり取りを何度も繰り返す。
そして急に私に
義母:「こんな遅くまで、ごめんねぇ〜!病院って長い時間かかるわぁ〜。」
と一瞬戻るんですね。
担当医から説明を受けました。
偶然その病院は義母が通っていた病院。
なので数年前からの義母の様子の変化を把握しておりました。
私と夫は認知症と診断され薬を飲んでいるものと思っておりましたが
実際は診断はされておらず
恐らく認知症だろう。
という判断だったそうです。
義理兄から聞いた時きちんと確認すべきでした。
・血液検査の場所を間違える。
・予約時間を間違える。
といった事が起き始め義理兄に付き添ってもらっていた。
(私達の情報共有が不足していた。)
本人に認知症の診断を促しても拒否をされていたそうで…
こういう環境の急な変化は認知症を進行させる。
(これが私は気掛かりでした。)
今回の食欲低下は胃のアクシデントなのか、もしくは
認知症によるものか検査をしないと…という事でした。
認知症は食べてもすぐに忘れてまた食べてしまう…
という事があると聞いた事がありますが
逆のパターンもあって
「もういらない。」と食べることをやめて行くこともあるそうです。
そして最後に先生がおっしゃったのは
「退院しても恐らくその後、元の生活に戻るのは困難と思われますので
認知症を引き受けているグループホームが良いかと思います。」
と言われました。
病院としてはそちらで治療も行ってもらえるようにと今探してくださっております。
その話し合いの場に相談員さんも居られ親身に聞いてくださり助かりました。
認知症であっても人としての敬いを。
今日も朝一番に再度相談員さんに諸々気になることを電話で相談したのですが…
義母はまさかこのまま家に帰れないなんて思ってはいない。
だから、そのことは記憶にできないとしても伝えておかなければいけない。
どうせ、わかっていないのだから。
どうせ、すぐに忘れてしまうのだから。
ついつい周りはそう思ってしまいがちだけれど
家に帰れると思っていたら全く知らない施設に連れて行かれ
そばに息子も居ない、私もいない。
知らない若い人が、にこやかに優しく声をかけてきて
「今日からここがお部屋ですよ。」なんて言われても
不安で不安でガタガタ震えると思うのです。
相手が赤ちゃんであっても
小さな子供であっても
伝えておくことは大事だと思う。
その相手が認知症の義母であってもです。
そこをどう話すか私は今悩み中です💦
私が伝えるのか夫なのか義理兄なのか💦
そして可能なら施設に行く日は付き添いたいと思っています。
認知症は出来るだけ早く診断を受け薬で進行を遅らせる事ができると言います。
アンチ薬の方には異論があると思いますが
本人がどうしたいのかを含めて良く良く話し合えると良いですよね…
本日の音声配信 stand,fm
認知症だから
「どうせすぐに忘れるんだから」
「どうせ記憶できないのだから」
「どうせ分かっていないのだから」
そうであったとしても人としての敬いを。
と思うのです。
ただ、支援する側に心にも時間にも余裕が必要になる。
だから支援者にも支援者が必要です。
音声配信スタンドFM 週5日 月曜日から金曜日配信です。
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