2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

夫婦問題で同じ事を何度も繰り返すのは(モラハラ)

本日のHP blogです。

モラハラ夫(妻)例えば相手を晒し者にする事がやめられない。

何度伝えても時間が経てば忘れるのか許されたと思うのか?
また同じことを繰り返され夫婦喧嘩。

今日の内容は
繰り返すのは多分その背後に潜んでいるものがあるからであって
そこを見ずに行動だけ変えようとしてもそれは困難。

今日はグダグダとモラハラについて書いてみたい。(グダグダですので😅)


私も経験があるのですが
大体何度も伝えているのに直らない行動や言動って、度重なるたびに

・もう伝えるのは諦めよう。
・無駄だ。
・この人にはその重大さを理解する能力がないのだ。
って思っちゃうものです。

そして

諦める。

余談ですが私達が一番最初に「諦める」ということを覚えるのは
赤ちゃんの頃だそうです。

おむつが気持ち悪くて泣く。
お腹が空いたから泣く。
怖い夢を見てびっくりして泣く。
暑くて泣く。

色々理由はあると思うのですが、赤ちゃんは泣いて訴えることしかできないので
とにかく
「おぎゃ〜!」って泣いて助けを呼ぶわけです。

でもママはいつだってすぐ飛んでこられるわけじゃない。
上の兄弟がいたり、掃除機かけていて気がつかなかったり、色々ある。
すると赤ちゃんはやがて泣いても来てくれないと感じて
「諦める」のだそうです。

繰り返し泣き続けても来てくれなければ
泣き疲れて泣き止む。

ってわけではないんだ…

とそのとき思いました。

言葉を覚えコミュニケーションが取れるようになっても
それは相手にちゃんと伝わるわけではなかったり
相手が受け止めようとしなかったり
相手に伝え方がキツかったりしたら
言葉というツールがあっても伝わらないことが起きる。

だから初めの頃は伝え方を変えたり
時間帯を変えたり
色々工夫して何とか相手が受け取れるように駆使して頑張る。

それでも相手に伝わらず、やめなかった場合。

もう、伝えることに勇気が持てなくなりますね。

例えばモラハラ夫やモラハラ妻で言うと
人前でパートナーに恥をかかせる行動や言動をやめない場合。

そこにどれだけ相手を傷つけているのか相手から何度訴えられてもやめられない。
傷つけている事を知ってもなお、人前になると同じ事をやってしまう。

相手は人前で晒されたと感じている。
でもここでモラハラしている夫(妻)側はその痛みの深さを知らないし知ろうとしない。
それが、どれだけ酷い行為なのかが認識できないから。

さらに言えば
その行為は世間からすると
自分の価値を下げ
自分が逆に恥をかいているという事にも
気がつけていないからね。

何なら内容によりますが
「パートナーを守っている自分。」という構図に見せているつもりかもしれないし
「俺(私)が上だ」という構図に見せているつもりかもしれないし
「だからお前(あんた)といるとこっちが恥ずかしい思いするから面倒くさいんだよ!」
って思っているかもしれない。

認識のズレ・時代の違い。

晒し者にされていると思っているのは相手ですが

モラハラやっているパートナーは、もしかしたら自分の親が
例えば父親が母親に対して良く言っていた言葉や行動をダウンロードしていて
それ以外のモデルを見てきていないから相手を思いやる言葉や行動が分からないのかもしれない。

社会に出るようになって男社会の中で生きるようになってから
同僚や上司達がパートナーのことを話すとき
どんなふうに話し
どんなふうに扱って
どんなふうに思っているかを
聞き続ける中で

ああ、これがかっこいいんだと刷り込まれたかもしれない。

だから

人を大事にするということはどういう行動を言うのか
人を大事に思うということはどういう言葉を言うのか
もしかしたら言葉を知っていても言う事ができないとか。


私は50代ですが、この辺りの世代の親たちは昭和世代ですから
あの時代はねぇ〜〜〜

今思えばモラハラだらけだったと思います。
我が子のことも世間で自慢したら
「あの親はアホや、自分の子供を自慢して。」という言葉も聞こえてきていましたからね…
↑個人的見解

その世代の親の子供が私達世代。
徐々にもうあの時代の夫婦象(3歩下がって妻はついて歩くとか?)ではなく
夫婦であっても対等に。
という時代に入ってきているので弱者扱いされてきた人達は
弱者のままではなくなってきている。

女性の稼ぎもないと生きていけない時代に入っていて
男性達は
「誰のおかげで飯が食えていると思ってるんだ!」
「俺が食わしてやってるんだぞ!」

とも言えなくなり、唯一言えるとしたら

「俺と同じくらい稼げるようになってから言え!」

くらいでしょうか?

いえいえ、ちょっと待てい!
社会システムがまだまだそこに差をつけていたり
女性がフルで働こうと思うと男性よりも実際は働く時間が長かったりするじゃないですか。
帰宅して「やれやれ〜」ってなって
家で横になってビール飲んだりしてテレビ見てる間に誰がご飯用意してます?
子供達を誰が寝かしつけてくれてます?
お酒飲んで寝たい時間に寝れます?

って思うんです。←個人的見解!
(あ、男性達もやってる方は今の時代は多いと思います😅)
その労力に対価は出ません。


私、思うんですけど、男だからとか女だからとか関係なく
この先、共に生きていきましょうってお互い選んで婚姻関係結んだわけですよね?

共にですよ。

この共に…には様々な「共に…」があるわけです。

子育てもお互い困った時も弱ってる時も
いい時だけじゃないじゃないですか人生を生きるって。

そんな時に相手を蔑んだり攻撃したり晒して恥をかかせたり
ましてマウント取ったり…

これ意味ないと思いませんか?

そんなことして相手を弱らせて
共にいる相手にとっては地獄ですよ。

そんなことする為なら離れた方が良い。

それが本意じゃないのなら
お互い思いやる心で言葉を掛け合えたら
お互い共にいて楽な夫婦になれると思うんですけどね。

良い時だけじゃない。
辛い時もあるけれど、パートナーがいることで
生きられることがあると思うから。
その時、パートナーとしてできることをすればいい。
「そっとしておく」こともできること。
話してきたら「黙って聞くこと」もできること。
「意見を求められた時だけ答えること。」もできることです。

そういう「思いやりからのできること」は沢山あるのですから…

お互いの弱さをなじるより
お互いの弱さを思いやる心でカバーし合う。

自分の弱さを受け入れない、認めないことで起きる「頑固さ」は
自分の弱さを隠そうとすることで起きる「頑固さ」です。
その頑固さゆえ思いやる心を出せなくしているとしたら
それは「共に」という部分では苦しくなりますね。

本日の音声配信 stand,fm

夫婦カウンセリングで良くある「繰り返されるパターン」モラハラ夫(妻)から受ける
例えば人前で晒し者にされる行為。
この背景や夫婦関係を良好にする為にお互いできることを話してみました。
根本的な原因は実は奥が深く自分の生い立ちにも起因する事が多くあります。
必要な方に届きますように…

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藤田 侑杏恵🍀親子・夫婦・人間関係・心理カウンセラー・発達障害ADHD当事者・九星気学運気予報士