藤田 です。
主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談
(保育士の経験もありますので色々な方向から)
人間関係など・・・
心が傷ついて考えても
同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、
一度のぞきにいらしてみてください。
お役にたてれば幸いです。
fujita counseling ふじたカウンセリング
-believe in yourselfー 自分の考えを信じてね・・・
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アメブロ過去記事2020の年8月23日投稿記事より…23
※いつもお読みいただき有難うございますm(__)m
ブログをアップしてもここ最近皆さんの所へお邪魔できず申し訳なく思います。
私のブログで何かの助けになれますことをがあれば
大変有難く嬉しく思います。
今日も宜しくお願いしますm(__)m
「自分のことなのに自分で決めることが出来ないのには理由があります。
否定され怒られることの恐怖。
だから失敗も自分にさせてあげられない。」
自分の人生が大きく左右するような
分岐点に来た時
その人が今までどんな人生やったか?
ということをその人の行動が教えてくれます。
過去に私の出会った人で
印象に残っている人が居てね。
その方は結構お育ちもよさそうで
お嬢様育ちだったんだろうな
って想像したんです。
お手伝いさんとかも
おられるとか言うてはったしね。
だけどその方、私にこう言うたんです。
「誰かの人生に
寄っかかって生きていくだけの人生なんて
嫌じゃないですか。
自分で自分の力で
生きていけるようになりたいんです。」
私がこの仕事を始めるか始めないかの頃の
10年以上も前の話。
この方の生き方が素晴らしいとかではなく
この方は自分の力というものを
すごく信頼されていたと思うんです。
自分を信頼するとは
自分ができること、できないことの
見極めもできたり
ハードルが高いと感じたら
自分でできる範囲で設定し直して
少しづつハードルを高くしていくとかね。
そういう手段や方法を見付けて
判断できる「生きる力」とでも言いましょうか…
機能不全家族で育つと
その家族関係の中で良くも悪くも
生きるすべを身につけて行く。
(先に書いたような人は
反面教師にされたんだなと感じました。)
だって経済能力のないまだ幼い子供が
世の中に出てどうやって生きていけるか
って考えたとき、
「その時期がくるまで
今は、こういう風に乗り切っていこう。」
って思うわな。
ほんで
家族からの理不尽な怒りが
自分に向いたとき
瞬間的に自分がどう立ち回ればいいかを
キャッチしてその役割を
延々と演じていくことになります。
演じることで得るものもあるからですよね。
さて、、、
その生き方を持ち続けて
長年生き続けてきた人が
大人になっていきなり社会に投げ出されて
「自分で企画書練ってみて。」
とか言われても。
(多分いきなりはないと思うけど💦)
そもそも自分の考えとか思いとか
持つことを許されてこなかった人が
どやってそれやれるん、、、
指示されたことならまだ出きますやん。
言われたとおりにすればええ。
せやけど、ここでも問題は勃発する。
言われたことを言われた通りにしたつもりでも
指示した人の思う通りじゃなければ
「叱られるという役割を担わされる。」
これ、今まで家にいた時と同じね。
家族の誰かが自分にしてきたことと同じことを
社会でも別の人が自分に向けてくる。
その上司も恐らく
似たような環境の人かもしれません。
人は鏡ですから。
いかに幼少期
自分のやりたいことが沸き起こった時
そのサポートがあったか。
いかに幼少期
自分の考えを述べてみたとき
ジャッジも否定もなく
「おもろいやないか、いっぺんやってみ!」
って言うてもろてきたか。
いかに幼少期
例えそれで失敗しても
その子が泣いていたら共に残念がり
その子が次の手を生み出していたら
「おお!それいいね!」
と応援されてきたか。
しかし
いかに幼少期
自分で決断したとことを
「はぁ?何考えとんの!
そんなんアカンに決まっとるやん!」
って言われ続けてきたか。
これによって自分の考えや意見は
どれもこれも受け容れてもらえない。
自分なんか誰の役にも立たない邪魔な子。
要らん子。
この家では問題児。
そんな思い込みと信念を持たされ
自分に自信を持てなくなったその人は
何か些細なことを決めるにあたってさえも
失敗を恐れ
それが正解なのか失敗なのか決断できぬまま
誰かにその決断をゆだねて
自分の責任にならぬよう逃げようとする。
これ以上怒られたくないのだから当然です。
今まで失敗しても
立ち上がってきた経験もないのだから
自分で決めることに
恐れを感じるのは当然です。
(だけど実際はそれが本当かどうかは
分かりませんが…)
例え、もうそこに
叱責したり怒鳴ったり攻め立てたりする人が
居なかったとしてもです。
これが何十年と来た人にとっては
少しずつでも
「自分で決めていいんだ。」
という許可を自分に出せるようになるまで
見守り続けることが必要かもしれません。
ちょっと話がそれるけど
例えば痛み止め。
常用してると痛くなくても持ってないと不安。
だけど持ってるだけで
いざ痛くなったら飲めると思えるだけで
飲まずに済ませることが出来る日もあったり
そのうち手放せていたりする。
いきなり急に完全に失くされると
不安が襲ってくるから
「欲しい!」「欲しい!」ってなる。
サポートする側はしばらくは大変でしょうが
そこを認知したうえで
サポートできたらいいですね。
年齢がいってると
なかなか厄介かもしれませんが、、、(^^ゞ
まだ若い人や子供であれば早いと思います。
不安っていうのは
色んな場面で出てきやすい。
先にも書いたように
些細なことさえ
自分で決めること
自分で決断するということは
今までさせてもらっていなかった人にとっては
恐怖ですし
不安です。
この不安は最初っからあったわけじゃない。
お腹にいたときからかもしれないし
生まれてからかもしれないけど
命の最初からではないです。
(魂レベルからってなると
ちょっとそこは分からんとこやけど💦)
でね人って自分の嫌なところは
受け容れずに拒否する傾向あるねん。
「何で私って○○なんやろ、、、」っていうね。
嫉妬する自分
ねたむ自分
自分より上やと感じてる人へのマウント
自分は誰々よりもお友達多い
自分は誰々よりも経済的豊か
っていう他人に対しての
比較やジャッジや拒否
でもこれは表に出さないようにする。
けど、それを人に向けた後
結構しんどかったりする。
なんでか?
そんな自分を自分が
否定し拒否しジャッジしてるからね。
(つまりそんな自分が嫌いやねん。)
ええ部分の自分には
「よしよしヾ(・ω・`)」
してあげることができても
そうではない部分の自分に対しては
「ダメな子!」
「こんなのは私じゃない!」
「こんな私は醜い!」
「こんな私は認めない!」
「こんな私は私じゃないもん!」
って拒否して否定してジャッジしてたら
これ、どんな?
幼少期の自分がされてきたことを
自分にしてることになるんやで。
どんな私も私ですやん。
その私から拒絶され続けたら
そりゃ
怒り続け
その怒りをぶつけるターゲットを
探し続けるかもしれん。
だから
私のことを少しでも理解しようとしない人
私のことをジャッジしてくる人
私のことを否定から入って来る人
私のことを上から目線でバカにしてくる人
が現れたら沸々と怒りが沸き起こる。
本当は自分で決められるし
本当は自分で行動できるし
本当は自分で見つられるし
本当は自分でできるんよ。
だけどそれをしたくても
「あんたには無理!」
「あんたにはできっこない!」
って決めつけてくる人が傍に居続けられたら
そりゃ自信もなくすし
自分を信頼することなんてできやしないでしょ。
そして、
それをあえてしないことで
生き延びてこられたともいえると思います。
さぁ~
今からは
どうやって生きていきましょうか?
人生80年?90年?100年?として
あと何年ありますかね、、、
今日は
「自分のことなのに
自分で決めることが出来ないのには
理由があります。
否定され怒られることの恐怖。
だから自分に失敗もさせてあげられない。」
ってお話しでした。
いつも何をやっても
否定され
拒絶され
バカにされ
話を最後まで聞いてもらえなかった経験が
あまりにも膨大にありすぎると、
「それ結局
そうやって生きると決めてきたのは
自分でしょ?」
って本人だけの問題とするには
あまりにも私は残酷すぎると思います。
周りのサポートだって必要ですし
自分だってサポート受けて
今の自分があるでしょう。
自分の話は聞いてもらうために
相手の時間を奪っているのに
相手の話は面倒くさいから
聞かない、聞けない、
これは対等な関係とは言えませんし
それが自分にとってくだらない話であろうとも
それ自体が相手を見下している行為です。
自分ができることと同じことを
全ての人が出来るわけではなく
そして
自分ができないことを多くの人には
できたりしますやん。
自分基準で物事を見るのではなく
斜め45度の角度で少し高い位置から
その光景を眺められれば
また違う風景や受け取りが
できるようになってきます。
たった一人でそうなったわけじゃない。
そして自分自身もそうです。
色んな環境がまざりあってのこと。
そういう眼差しで見れたらいいですね。
自分に自信を持つとか
自分を信頼するとか
自分を受け入れるとか
自分の考えを持つとか
自分で決めるとかって
本当は難しいことなんです。
その人の中に傷が沢山ありすぎて
麻酔をバンバン打ち続けてきた人ほど。
そこを100%でなくても
理解しようとすることも
同じくらい難しいけどね。
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