2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

共依存。リーガルハイのドラマの親子関係から…

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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アメブロ過去記事11月8日投稿より…

 

 

 

ここに2タイプのお母さんがいます。


一人は自分の身を削ってでも家族のために働く母親。
(役割…と言ったほうがいいでしょうか。
この役割については、昨日のブログ「「役割」によって人生が邪魔されるということ。家族機能不全の「役割」から…
でも書きましたので省きますね。)

もう一人は自分の人生を生きる母親。


あまり気が進みませんが…
(だったら書くなよ!って話ですが^^;)

でも、書きます^^


先日、ある青年が 
ふじたにニコニコ動画
ある過去のドラマを見せてくれました。

前期のドラマ「リーガルハイ」の動画。
第8話でダイジェスト版でした。
ふじたのパソコンでも探してみたのですが…
ニコ動は会員でないと見れないようです…^^;


内容は主人公 古美門弁護士の父親 
パパ門が出てくるもので
ドラマの中で子役女優の「メイさん」が
母親との共依存に苦しみ、親子の縁を切りたいと
古美門弁護士に依頼があり、それを受けるというもの。

その際、パパ角と古美門二人の過去
親子関係の確執が
ドラマの中で明るみに出され 
それと同時に 依頼をしてきた
子役女優と母親の関係を重ねて
ドラマは展開されます。

このニコニコ動画を見せてくれた青年が 
ふじたに言いたかったことは、何か…
それはもう少し後で。


ある意味、親子関係は困難な時期もありますね。

このドラマのように共依存

いえいえ、これがいけないとは言いません。

お互いがOKであれば ええとも思います。

健全な関係でなくとも、当人同士がOKなら 
ええのと違いますか。

でも、問題なのは、そうではない場合です。

そうではない場合、問題は深刻です。
(この言葉 ↑
ドラマの中でありましたのでお借りしました^^;)


共依存で、片方(ドラマの中では母親)に
自傷行為でもされたら
もう片方(子役女優のメイさん)は
苦しみながら もがきながらも 
そのピンチをたった一人で
切り抜けなければいけません…

子どもの年齢が何歳であろうと 
そのピンチをたった一人で切り抜けることは
簡単なことではありません。

(それでも、自分の考えをしっかりと持ち 
誰がなんと言おうとも この共依存から脱出を図るべく
家から出る計画を練り、成功する人も中にはおられます。
ただ、皆が皆 同じようには 
        できないということですね。)


親が成し遂げることができなかった夢を、我が子に託す。

そして 子どもは子どもで
その親の夢を世間に仇討ちするかの如く成し遂げる。

これを よく世間では
「深い絆で結ばれた親子」…と言ってませんか?



いえね、さっきも言いましたように
当人同士がOKならええのです。

何も問題はありませんよ。


でも、親の気持ちを知らされ 
それを成し遂げなければいけないと
思わされたのだとしたら
話は別です。

これは跡継ぎ問題にも言えるし
進学や就職にも言えることです。

また、結婚する時に親がしてもらえてなかったことを
我が子にしてあげることで親が自己満足する。

これにも言えます。

(そして、これら全ては”押し付け”です。)


何が大事でしょうか?




見せてもらった動画では子役女優のメイさんは 
母親に こんなふうに終盤で言っています。


「お母さんには 自分の人生を生きて欲しい」

自分と居ることで 
母親はこの依存関係から抜け出せずダメになる。

だから、自分はいったん母親から離れる。

でも、いつかまた一緒に暮らしたい。



と言っています。


つまり、これって、どいうことなんでしょうね。


そして、これを見せてくれた青年。

彼に確認しました。


「つまり、こういうことか?
子どもは、親の道具じゃないし
親の身代わりにもなれない。」

「っそ!そーいうこと。
俺らは、親とは別の人格を持った人間よ。」

彼は彼で、色々んな事情を抱えています。
時々こうして吐かなければやりきれないのでしょう。

親の言う高校に入学し
そして、親の言う大学へと進み
親の言う職業について跡を継ぐのでしょう…

(誰か、代わりに言ってくれないか。)

そんな声も聞こえてきそうです。



実はですね、この動画 随分前に
イケメン息子からも見せられ 同じことを言っていました。

そして息子が言った言葉は

「こういう大人が多いっていうことよ。
これを このドラマから理解できる大人は
どんだけおるよ?」

「居ると思うで、理解できる大人もちゃんと^^;」

「そんなん少数派でしょ?(`・ω・´)」

「いないよりマシでしょう(ーー;)」

「マシ。そうか、まだまだでんな(ーー゛)」

辛口です(^_^;)

そして、これが子ども達から大人を見た時に
感じている気持ちです。


子どもたちに対して私たち親、大人は
一体どうあるべきか。

彼らの味方であり続けることってどういうことか。

セッションでそれを見つけていけたらいいなと
思っております^^

 

 

 

本日のアメブロ記事・・・

 

 

夫婦関係、親子関係の「支配する者」と「支配される者」の苦しさについて。|fujita counseling @ chigusa fujita