2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

読み聞かせしたあと、これはやってはいけません…

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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アメブロ過去記事9月14日投稿より・・・

 

今日は、読み聞かせについて 

こんな話をお聞きしたので
シェアしたいと思います。

その前に以前 
「幼いお子さんが持つ方へ…基本的な読み聞かせの仕方をお伝えします^^」

でも、お伝えしました通り
お子さんにお話を読んで聞かせるときは、↑のブログを
参考になさってみてくださいね^^


さて、どんなお話を
聞かせていただいたかと言いますと…

最近はスカイプという便利な無料電話アプリのおかげで
日本だけでなく世界中の人とお話が出来ますね。
便利になりました^^

そのスカイプを使って話すうちにゲットした
世界の どこかの国での お話です。

そのお子さんはまだ小学校低学年です。

毎日 本を持って帰ります。

宿題が
親に読んでもらって
「一行感想文」
を書くためです。

さぁ、この一行感想文
親御さんは我が子に読み聞かせした後 
すぐに感想を言わせることに
ちょっと違和感を感じておりました^^;

なので、子どもから感想は言わせずに
親が一行何か書いておりましたが
学校から注意を受けてしまいました。

子どもから感想を言わせること。
またお話が別の展開になっていたら
どうなっていたんだろうか…
といういことについても
書くように指示がありました。


さて、困った親御さん。

子どもからは

「○○って書いといて!!」

子どもたちの方が一枚上手ですよ~~~^^

担任の意図する思惑通りに乗ってあげて
満足させてあげています。


これはいかがなものか。

自分としては
あまりこういった形での読み聞かせはしたくない。

純粋に読んで聞かせるだけでは 
なぜいけないのか。

子どもが本嫌いになるのではないか…

など気にされておりました。





まず、先に述べておきますが
この先はふじたの持論です。

ですから、ん?っと違和感を感じられる方も
おられるかもしれません…


もし違和感が感じられたら 
かる~くスルーしてくださいね^^


ブログをほぼ読んでくださってる方は
ご存知だと思いますが
ふじたはボランティアで以前 
我が子たちが通う小学校で 
読み聞かせおばさん をしておりました。

なので、そこで得た体で覚えた感覚もあります。


最初に思うのは
子どもたちは読み聞かせをしてもらった後
しばらくの間、その本の世界に
どっぷりはまった状態です。

余韻に浸っていると言いますか…
子どもたちはその世界にまだしばらく居続けて
楽しんでいるのです。

そこへ、感想は?
とか
別のパターンを持ち出されても
困難に感じるだけではないでしょうか?

又、低学年ではまだまだ自力で考えることは難しく
分かりやすく例を挙げて尋ねることが
大事ではないかと…

まだ自分の考えという物が
確立されていない時期でもあります…

確かに自分で考える習慣や癖は大事かもしれません。

でも、モデルがないのに
どうやって答えたらいいのでしょうかね・・・?

モデルがあって初めて 
”ああ、こういう風に応えるんだね” 
と分かる。

そこから自力で考えて広げていく。

その作業の中で頭の中の
ゆるゆるだった枠が
しっかりとした枠に変化していく…

それが自分の考えへと繋がる一歩になる。

例えば感想を聞くのであれば

「おもしろかった?おもしろくなかった?」

二者択一で聞いてみる。
そうすることで、答え方が分かり
自分が感じた方に より近い答えを選ぶ。

やがて答えるときに二者択一だったのが
自分で言えるようになる。

さらに、自分のなかから湧いて出た感想から 
より膨らませて ものが言えるようになる。


・・・かもしれません。


ただ!!読んでもらった直後に感想を言わせる…
これはいただけません…

感想なんてすぐに出てこないです。

しばらく自分の胸にとどめて
暖めて
数日したら
言葉になって出てくる。


読んでもらった直後は 何度も言いますが 
その世界にどっぷりはまってます。

だから、その世界で楽しんでいるのに、
無理やり外へ連れ出されてしまうことは
残酷なことだと思うのです。


学校側は何らかの意味があって
宿題として出されているのだということも理解できます。


ですが、この 
お家で本を読んでもらった後、
一行感想文と別のパターンについても考えてくるように…
という宿題は 子どもたちは
「担任の意図するもくろみを感じ 
いわゆるお利口さんな回答を用意するようになる。

かもしれません…


実際にこの親御さんのお子さんは
すでにそれをやっていますね。

だとしたら…

この宿題に意味あるのでしょうかね…


ちょっと皮肉ってみました^^;

 

 

本日のアメブロ記事…

 

 

 

例えばビジュアル化して具体的に分かりやすく説明されると 人は安心する・・・のかもしれません^^

 


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