2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

「ウソがいっぱい」

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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 アメブロ過去記事4月30日より…

 

 

 

 嘘も方便・・・


大人になるに連れて

嘘もつかなきゃいけない時もあったりしますね・・・

大人の嘘はOKなのに 

子どもの嘘は どうして叱られてしまうのでしょう・・・

今日は、そんな疑問を投げかけるところから始まる 

ある児童書を紹介したいと思います。


「ウソがいっぱい」 

丘 修三・作  ささめや ゆき ・画 公文出版

主人公のリュウ君はお母さんからいつも言われます。

「ウソつきはドロボーのはじまり」 って・・・

だけどある日お母さんは 

お父さんが大事にしているトロフィーを割ったのに

黙ってる・・・

それは良いウソだって言う・・・おかしいなぁ~・・・

大人はいつだって都合よく子どもを騙くらかして

ヒョイヒョイと逃げる。

ズルイ!

何を基準に物事を考えているのか

子どもはちゃんと知ってるし

実は騙されてなんかいないのですね。

この本・・・非常に問題提示の大きい本です。

もし、大人が読んだらどう感じるのでしょうか?

子どもたちは多分・・・

いえ、ここでは言わずにおきましょう。

是非お勧めです!!

夫の転勤で東北に住んでいたころ、

我が子がお世話になっていた小学校で 

ふじたは読み聞かせをボランティアで

させていただいておりました。

そのボランティアのお仲間で

図書委員の父兄の方がおられて

毎月一回図書新聞を発行するのに 

ふじたから数冊でいいので本の紹介をしてもらえないか…

という依頼を受け、

せっせせっせと書いていた紹介本のなかの一つです・・・

この本、紹介文にもありますように 

ホントに非常に問題提示の多い本です。

世間体を気にする親と子どもの場面も出てきます。

いわゆる「おかま」の男性と我が子が

手をつないでいるところ、

一緒にサッカーやっているところを

世間の人に見られて、そのことが親の耳に入り

たしなめられる場面があります。

「恥ずかしいからやめなさい!!」

と言われるシーン・・・

この場面では我が子たちは ふじたに

「お母さんならどうするの??」

と毎夜の読み聞かせの時に聞かれた覚えがあります。

「お母さんなら、

あなたたちと仲良くしているその人のことを

知りたいと思うから、一緒に会いに行く」

と伝えた記憶があります。

これが良かったのかどうかは分かりませんが・・・

 

本から学ぶこと、ホントに多いです。

 

こんなことを言ってはいけませんが、

下手な心理系の本よりも、児童書からの学びは大きく、

子どもたちのサポートにとても役立ちます。

ですが、それでもやはり 一番の近道は

自分の問題に取り組むこと・・・ではありますが・・・^^;


さて、話を戻しますが、私が幼い頃、

母親が近所のおばちゃん達と世間話をしていた時、

幼い私は黙って聞いていたのですが、

母親が明らかに嘘を言ったのが分かったんです。

それで何も考えずに

「え?そんなこと言うてないやん」

っと言ってしまったんですね・・・

おばちゃん含む母親

「・・・・・・・・・・・・・」

長い沈黙。

このあとのことは、よく覚えていませんが

帰宅して叱られたのは言うまでもありません・・・

「大人の話に子どもが口出すんじゃないの!!!」



この本を子どもたちに読み聞かせしながら、

あの時のことを思い出しました。

全く・・・大人って、ずるいよなぁ~~~~~~

今でも 思います^^;

は?

ふじたですか?

大人じゃないですよ~~~

 

 

ふっふぅ~ん!!



あ、失礼しました。(;^_^A

本日はこの辺で・・・

 

本日のアメブロ記事・・・