奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。
主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々
な方向から) 人間関係など・・・
心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞ
きにいらしてみてください。
お役にたてれば幸いです。
fujita counseling ふじたカウンセリング
believe in yourself -あなた自身を信じてー
http://www.fujita-soudan-nara.com/
大人に頭を下げなくても
うまく折り合おうなんて考えなくても
自分の意思を貫き通すことができるなら
大人、子ども、教師、生徒
支配するもの、されるもの
そんな立場を 自分の持っている力で
超えていくことが、可能ならば・・・
これは児童書 あさのあつこさん作 「バッテリー」の二冊目に出てくる一節です。
自分の想いを言葉に出して伝えきれないもどかしさ。
想いはあるのに違う形で伝えてしまう、歯がゆさ。
自分では気づかぬうちに相手の心をズタズタにしてしまう己の態度や言葉、そして葛藤・・・
私は、子どもたちが小学校の頃 「読みきかせおばさん」を子どもが通う小学校でしておりました。
もともと我が子が幼いころから毎夜読み聞かせをしており、中学生になってもしばらく、読み聞かせはしておりました。
その中でお気に入りの児童書が、この「バッテリー」1から6です。
あさのさんの本からは、子どもたちの気持ちがよく描かれております。
例えば、主人公の「巧」が朝食時に父親から「お前は将来何になりたいと思てるんだ?」
と聞かれる場面があります。
この時、主人公の巧は
「大人は性急だ」
「自分の父親は思慮深い人だと思っている、だがその思慮深い父親でさえこれだ。
明日の約束さえ面倒くさいのに、将来のことなんかわかるかよ」
っと言った内容の言葉が書かれております。
これは ふじたが今までのブログでも伝えてきた、
「子どもに対して将来何になりたいのか?と執拗に聞く事は残酷だ」という部分と重なります。
この本を手にして子どもたちに読み聞かせしたのは息子が小学二年生のころでした。
その時、私はまだカウンセラーではなかったのですが、この本から子どもたちの気持ちを教えられた記憶があります。
カウンセリングはちょっと・・・というかたは是非、児童書を読んでみてください。
参考になるいと思いますよ^^
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