奈良県生駒市で 離婚カウンセラーをしております。
主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向か
ら) 人間関係など・・・
心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらし
てみてください。
お役にたてれば幸いです。
fujita counseling ふじたカウンセリング believe in yourseif -あなた自身を信じてー
http://www.fujita-soudan-nara.com/
今日から三者懇談が始まったので子どもたちが今、帰宅しました。(午前10時30分現在)
中一の娘と中三の息子が突然何の話からか「浦島太郎」のその後の人生について
太宰治はどうお話の続きを綴ったか・・・
という話を私にしてくれました。
ちょっと、面白かったので ここで話させてくださいね。
浦島太郎は竜宮城から帰ってきて、玉手箱を開けてしまいました。
そして タチマチ シラガノ オジイサン
これで、浦島太郎のお話は終わりです。
そこで、皆さんはどう思うでしょうか?
「馬鹿だ」「かわいそうに」「気の毒だ」などと思いますか?
しかし太宰治はこう話を綴りました。
御爺さんはそれから10年、幸福な老人として生きました。・・・と。
その根拠は。
年月は人間の救いである。
忘却は人間の救いである。
というものから来ているようです。
娘曰く・・・
人のことを勝手に可哀想だとか思うのは、その人に対して失礼だし、不幸かどうかはその人が決めることだと改めて思った。
息子曰く・・・
人はよく年を取るのが嫌だとか、忘れることを避ける。
けど、太宰さんは、生きてる中で沢山のものを積み重ね、
それが年を取るごとに新たな見解を重ねることにより、
人間という者がより深く魅力的になる
ということを感じていたのかなぁ・・・
と思う。
「お伽草紙」太宰治 新潮文庫
を二人が最近読んで知ったらしく教えてくれました。
同じ内容でも、読む人、見た人、それぞれで感じ方がこんなにも違うんですね。
それでOKなんですよね。^^