昨日の息子との会話に「自分に自信がない人に対して自分はどうあればよいのか?」といった内容の お題 が出されました。
我が家の会話は親と子であっても常に「対等でいる」ことを意識してお互い話しています。
息子「その人、自分に自信がないからさ、例えば俺みたいに過去は自信がなかったけれど、今はそうではなくなったじゃん?東北に住んでいたときだって虐めにあって学校へも行けなくなった時期もあって、でもさ、俺、変われたじゃん?自信がない人に対してどうやったら自信が付けれるようになるんやるか?俺にできることないんやろうか?」
どうやら、彼は放課後、お友達同士の関係についてもめている場面に遭遇し、寝たふりを決め込んで知らん顔しながら聞いていたようで・・・その子の助けになりたいと思ったみたいです。
ここでは詳しい内容は出しませんが、「自信がない人」についてがテーマなんですね。
息子「自信がない人に自信が持てるようにその人を変えるにはどうしたらええんやろか?」
私「人を変える?そんな おこがましいこと・・・」
息子「おこがましい・・・か・・・」
私「自信がない時期があって、辛い思いをする時期があって、そしてその人にとってその時期は必要な時期かもしれない。実際おまんかて せやろぉ~?私らにできることは、その人を信じてただ黙って見守ることちゃうか、思うけど」
自分が今幸せかどうかなんてことは過去に辛い経験がない人には感じられないかもしれないですよね。
仮に辛い思いばかりで幸せを感じたことがない・・・という人がいたとしても、必ず楽しい思い出や幸せな瞬間はあったはずで、今の現状が幸せではないと感じているがために過去の幸せを思い出したとき今の自分を惨めに感じて耳をふさぎ目をつぶり他者とのコミュニケーションを拒否しているんだと思います。
そういう相談者様に対し相談者様の問題をカウンセラーが取り上げ奪ってしまっては相談者様の自助努力の支援にはならない。
それに、カウンセラーが相談者様の問題に巻き込まれてしまってはカウンセリングは失敗だと言ってしまってもいいと思います。
それはつまり カウンセラーが自分の考えを相談者様に押し付けること。
押し付けた瞬間、そのカウンセラーは自分の過去とどこかでリンクしてものを言ったことになるのだから。
話がまたそれましたね・・・
ってことで息子は納得し、あの時寝たふりを決め込んでアドバイス的なことを言わずにおいて良かったと・・・安心したのでありました^^
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