2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

同情。その涙で人を癒やせるのかしら?

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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アメブロ過去記事5月30日投稿より・・・

 

「ガールズ・ブルー」 あさのあつこ・作 文春文庫

~「何よ、なんで、あたしが泣かれなくちゃいけないのよ。
あんなふうに…」=略=

他人に対し、かわいそうと泣くことに、
人はもう少し慎重でなければいけないのだろう。

助力できるなら、救えるのなら、
最後まで支え続ける覚悟があるのなら、泣けばいい。

友迫さんの涙は、無責任だった。
勝手に泣いて、かわいそうがって、
自分の気持ちだけ浄化して、
微笑んでサヨウナラなんてあまりにも無責任だ。

無責任な覚悟のない優しさは、ただの憐みにしかすぎない。
あたしが美咲から学んだことだった~


最初の下り
「何よ、なんでわたしが泣かれなくちゃいけないのよ。
あんなふうに…」

美咲は体が弱くて入退院を繰り返していた。
そこへ お見舞いに来た友迫さんが、
か細く痩せた美咲を見て
思わず
吐いた言葉
と同時に
流した涙に
美咲は怒りを感じたのだ。

世間では 「落ちこぼれ」 と
レッテルを貼られている学校へ通う 
理穂 美咲 如月。

日常のなんでもない出来事から あさのさんは
読者の心に引っ掛かる言葉を投げかけてくれます。

大人とか子どもとか関係なく読んでほしい・・・

余談ですが、上記のような大人、結構いますよね?

優しさは大切です。

でもその優しさは時には「邪」になることもある・・・

愛する者を失ったり、辛い経験をされた方ならきっと
ご理解いただけるのではないかと・・・思います・・・

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上記も昨日同様、紹介本の中の一冊です。

いやぁ~~~当時紹介させていただいた時の原稿が
そのまま残っていて整理してたら出てきました。

なんと恥ずかしい文面かと・・・
でもあの当時一生懸命だったなぁ…
って思い出しましたね^^

まだカウンセラーではなかったし、
でも人が沢山我が家に来て
聞き役に徹していたあの頃。

懐かしいです。

この当時から
「押し付けは邪」だと言っていたのね・・・私^^;

結婚してまだ3年もたっていない、我が子を亡くしたころ、

私に同情して高校時代の友人が

”お供え用のお菓子”を送ってきたり、

全く頼みもしていないのに

「ちいちゃん慰める会」

なんて名目で近づいてくる大人も居ました。

 


「嫌だ」と言ったのに、

親の顔を立てるために参加させられた。

慰めでもなんでもなく、

「さらし者になるために、そこに居る。」

そう感じながら苦痛な時間を過ごした。

 

 



なので、このころから、人の心に土足で入るようなことは、

ホントに失礼なことだと思わされました。

 

 



小学校のころの先生は

「誰かが泣いていたら 優しくしてあげましょう」

 


そう言っていたのだけれど・・・

 


「泣いている人、悲しんでいる人」に対して

「優しくしてあげましょう・・・」

 


とは「どうしたん?」「大丈夫?」「何があったん?」

 


こう聞く事だと思わされてきたんです。

 


いざ、自分の立場に立たされてみると、

「混乱」しましたね…

 


実際は何も聞かれたくないし、言いたくもない。

 


出来ることなら、

同じような

似たような経験を持つ人に

聞いてもらいたい…

 


そうでないと安心して話せない。

 


そう思っていました。

 


だからこそ、

カテゴリーが同じ人同士で繋がることは大事なんだと…

 


そんなわけで「育児中のパパ・ママ・サポートグループ」を始めました。

 


押し付け感のない、それぞれが思うことを話せる場、

安心と、安全を感じながら

過ごせる空間に出来たらいいなと…

考えています^^

 


話があちこち行きましたが、児童書はやはり素晴らしい!!^^

 

本日のアメブロ記事・・・