2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

人の痛みとか、悲しみとか、苦しみとか、そういったものは本人でないと分からんもんです。

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング -believe in yourselfーあなた自身を信じて・・・

 

 

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 人の痛みとか、悲しみとか、苦しみとか、そういったものは本人でないと分からんもんです。


その代り、自分自身が 自分の人生史の中での 痛みとか、悲しみとか、苦しみを経験し、

それらを自分のなかで認めることが出来た人は、その真っ只中であろう人を見たときに、
対応が変わってくるかもしれません・・・

3月18日、公立高校の受験合格発表がありました。

我が子イケメン息子は無事に合格し、合格者手続きをするために合格者掲示板の前から立ち去ろうとしたその時、、、

偶然、一人きりで、静かに泣いている人が目に入りました。

こういう時、息子は決めていることがあります。

その人が例え知っている人であったとしても、


視界に入れない。

声を掛けない。


あえて、そうするんだと。

一見冷淡な態度に見えなくもないのですが、

これは彼の中で自分の時にこうしてほしかった・・・

っということを相手を見たときにしているだけのことなんですが・・・

この彼の考え方と似たようなことを書いている本があるんです。

「新約 とある魔術の 禁書目録(インデックス)」 

作・鎌池和馬 イラスト・はいむらきよたか 電撃文庫

この本はライトノベルです。

この本のなかから沢山のセリフが、ちりばめられており、

沢山のメッセージがある・・・と息子は言います。

この本を手にして読んだとき、「俺の気持ちがそのまま書いてある」

そう思ったそうです。

例えば今回もし、仲間の誰かが不合格だったとしたら、

優しい声なんか「邪」だと言います。

もし、声掛けしたくなる俺が居たら それは

自分が合格したことへの申し訳なさからくる感情であり、

優しい声をかけることで自己満足に浸ってる俺が居る・・・ってことだ。

だから、あえてそういう人が居たら視界に入れない、声もかけない。

・・・っていうか俺には、それしか出来ない・・・


インデックの中のセリフでこんなのがあります。

「いいぜ・・・テメーが何でもかんでも思い通りになるって思ってんなら・・・まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!」

これは、ある人が自分だけが不幸になり周りの人間たちは幸せに思えたときに
「これは不公平だ」
と感じ、世界中の人達を平等に同じだけ幸せになるようにしようとした人が居て、
それを主人公が止めるんですね。

「それはお前の傷だろうが?押し付けんじゃねぇ!」っとね・・・

そして最後に

「いいぜ・・・テメーが何でもかんでも思い通りになるって思ってんなら・・・まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!」

っと言いながら相手を殴るシーンがあるそうです。

ふじたがいつも言う

「押し付けは 邪 です」・・・

先日アメブロで繋がっている私の好きなカウンセラーさんで
すどうゆうじさん」のブログにコメントさせていただいたときに
「押し付けの自由って認められるかい?」っとお返事を頂き、
ふじたは 確かに 押しつける側にも押し付ける自由はあるのですが、
ふじたにとっては 超不快 だったので、「超不快」っと、そのままコメントしました。

押し付け という言葉に「いらんこと 自分にとって邪魔だった言葉を言われた経験」

が、
そう思わせるんですね・・・

ってことはイケメン息子も・・・^^;

であります。

幼いころに親から受けた傷はなかなか癒えませんね・・・^^;

そして、転勤で転校を経験し、あの長かった4年間の虐めにも耐えて
最後の年にはどのお友達とも繋がれる経験をしたこと。

どの過去たちも、彼にとっては今の彼になるために必要だった過去たちなんです。

だから、どんなにつらい過去があっても、

それを乗り越えたとき、そう思えるのかもしれません・・・

そして、その人の経験が人生を深め、誰かと向き合うときに活かされるんですね。

それは親子だったり、夫婦だったりね・・・

夫婦も親子も距離の取り方が少し難しく感じるかもしれないけれど・・・

まずは 「自分良し、相手よし、周りよし。」

そして何より、あなたの考えを信じてね・・・