2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

自分の人生に責任を持つとは?例えば一人の医者の言いなりになること?親子関係

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談

(保育士の経験もありますので色々な方向から) 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても

同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、

 

一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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アメブロ過去記事12月29日投稿記事より…

 

 

「自分の人生に責任を持つとは?
例えば一人の医者の言いなりになること?親子関係」

今日は、あるクライアントさんの親子のお話から

「自分の人生に
リーダーシップをとるってどういうこと?
ああこういうことでもあるのね」

・・・って話をしたいと思います。

(掲載許可いただいております。)

 

お母さんが先にセッションに来られて
その後10代のお子さんも
継続で来られるようになりました。

仮にお子さんを あーさんね^^

あーさんはとっても可愛らしい方です。

「べっぴんさん」って言うより、可愛らしい女の子。

でも、ある日、犬歯がへんてこりんな所から
生えてきていることに気がついた。
お母さんも似たようなところから
犬歯が生えています。

でも、あーさんの犬歯はこのまま生えてくると
お母さんとは違って
方向的に前歯に影響を及ぼしそうな場所でした。

それで、矯正して治したいと思ったので
口腔外科へ行って相談しました。

すると、その先生が
矯正歯科を紹介してくださったんですね。

口腔外科の先生のお話では
あーさんの歯を
レントゲンを撮って診た後

「これ以上この犬歯は
生えてこない可能性もあるけれど
一応専門の先生に診てもらう方法もあるよ」

ってことでした。


さて、お母さんは、あーさんの意思を尊重し
口腔外科の先生が紹介してくださった矯正歯科を
親子で訪問します。


ここで受けたお話は、この親子にとって
非常に納得のいかない内容でした。

まず・・・

「八重歯の可愛いおばあちゃんは居ない。」
「見た目もこのままだと良くない。」
「このままだと、確実に60歳には
歯がボロボロになって抜けていく。お
母さんの歯もいずれなりますよ。」

などなど・・・

まぁ、ここには書けない内容もありました。


あーさんは
見た目を気にして来たんじゃないのです。

このままでは前歯に支障が出るのではないか。

という心配や不安からです。

少なくとも、カウンセリングに来ているお二人は
誰かの評価や見た目を気にするメンタルは、
もう持ち合わせていなかったと言います。

なので、

それをしきりに言う
この医者の問題じゃないの?

と感じたとか・・・



さて、その矯正の治療法を聞いて不安になって
お母さんも、あーさんも色々質問を投げていきますが



明確な答えが返ってこない・・・




ちょっとね、全部シェア出来ないことが残念ですが
お許しを・・・

(矯正歯科の先生の悪口を書くことが
目的ではありません。
ご理解ください。
ちゃんとした矯正歯科の先生も
沢山おられますので…)


で、腑に落ちないまま帰宅しますが
お母さんはあえて何も言わずに居たそうです。

決めるのは あーさんなので。

あとは金銭的な工面をどうするか。
旦那さんと相談しないと・・・と思っていました。


二日後、あーさんはお母さんにこう話します。

「お母さん、私
あそこで矯正治療を受けるのはやめるわ」





さて、なぜ あーさんはやめたのでしょう・・・




ここが10代の若い人の知性の素晴らしさだと
ふじたは思いました。


「なんで?」

「色々考えたけど質問しても明確な答えがなかったし
あの話し方だと、
ただお金欲しいだけでしょう?あの先生。

私は見た目はハッキリ言ってそりゃ多少はあるけど
それよりこのままでは
前歯に影響するんじゃないか?
って言う心配だけ。

でも、あの先生、
そこには気持ちが行ってないじゃん。

それに、色々調べたけど
あの先生が言う治療法だと顔が変るらしいねんな。
歯ってものすごく繊細なもので
一ミリ削るだけでも影響する。

お母さんいつも良く言うけど
「その人にとってベストな状態で体ってできてる。って。
顎が私は小さいから、出てくるところがなくて
ここから出てきた歯だけど、大きくいじらない方法で
矯正してる先生も居てるようなの。
その先生を探そうと思う。」

あーさん、年齢いくつだと思います?

中2ですよ。中2。

彼女は幼少期
母親からの抑圧を沢山受けて育ちました。

お母さんもそこは認めておられます。

自分のことなのに
何一つ自分で決めるなんてこと出来ずに
させてもらえずに育ちました。

今、中2です。

長いことセッションに来られておりますが
今現在、お母さんのサポートも素晴らしく
彼女の意思を尊重し
医師に疑問を持ちながらも
彼女が決めるまでじっと待ったんです。

そして、あーさんが出した結論がこれです。


これが

自分の人生に責任を持つ。

ということの一つだと思います。

一人の医者の言いなりになるのではなく、
和感を持ったその自分の感覚
直感を大事にし、他を探し、調べた。


健全な方法です。


自分の人生を放棄せずに
責任を持ったんです。


これが

自分の人生にリーダーシップをとる。

ということです。




諦めないこと。

最後まで知性を働かせ、自分の直感を信じること。

誰の為ではない、自分の為に時間を費やすこと。

そしてそれは
自分を大事にすることへと繋がっていきます。



私は、この親子を見て心から嬉しいと思いました。

心から、感謝しました。

こんな風にサポートができ、

こんな風に見守れる親子が増えたら

世の中が変わる気がします。


あ、いえ 誤解しないで下さいよ。

世の中を変えたいだなんて思っちゃいない。



そうではなくて
自然発生的に起きてもおかしくない現象だ。

・・・と思ったまでです。

世の中が変わる為じゃない。


それぞれが、自分の為、自分の人生を生きるため、
そしてそれが
自分を大事にすることに
繋がっていったらええなぁ~^^


思てます。


今日は

「自分の人生に責任を持つとは?
例えば一人の医者の言いなりになること?親子関係」
ってお話でした^^


誰かのお役に立てたら嬉しいです^^

 

 

 

 

 

 

 

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