奈良県生駒市で 離婚カウンセラーをしております。
主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向か
ら) 人間関係など・・・
心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらし
てみてください。
お役にたてれば幸いです。
fujita counseling ふじたカウンセリング believe in yourseif -あなた自身を信じてー
http://www.fujita-soudan-nara.com/
私はずっと、その少年を注目してきました。
攻撃的な眼、
大人を信頼していない眼、
鋭い目つき、
でも、時折見せる屈託のない笑顔は見逃しませんでした。
宿題をするときの表情は
とても集中していて
真剣な眼差し・・・
そんな少年に
どの大人も近づくことができませんでした・・・
ありがたいことに、私には心を開いてくれました。
切っ掛けは その少年が内緒で持ってきていた、あるカードコレクションでした。
私が「お!それってレア物あり?」
そう聞いたのが切っ掛けで、その少年が私を見ました。
「あぁ あるよ。」
「じゃぁ、今度持ってきて見せてよ^^」
「・・・・・うん」
そしてお約束通り、その少年は沢山カードを持ってきてくれました。
ぶっきらぼうに、投げつけるように
「持ってきた」
二言三言話しただけで、終わりましたが、教室に来るたびに真っ先に私の所に顔を見せに来るようになりました。
(ぼく きたよ)
そう言ってるようでした。
この少年の親御さんや家庭の環境や背景は私は何も知りません。
ただ、攻撃的な眼、大人を信頼していない眼、鋭い目つき、
これらから察することはいくつかできます。
そして、その少年が欲しているものも、私なりに感じられ、
ただ、その少年に注目すること、
余計な発言はしないこと、
そして、
いきなりハグは驚くだろうから、
肩に振れてみる
手をさすってみる
顔を触ってみる
いくつかやっていくうちに
攻撃的な眼、鋭い目つきがなくなっていきました。
ただ、残るのは
大人を信頼していない眼
これだけが消えない。
私以外の大人がその少年に少しでも注意をしたら
たちまち戻ってしまうのです。
私からの注意は聞くのですが、
私以外の大人からの注意は聞けない。
さて、この部分をどう癒していくか・・・
私のチャレンジが又始まります^^
ワクワクしますねぇ・・・