2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

サポートは一歩間違えると抑圧にもなりかねません。

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 

 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、

 

 

一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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アメブロ過去記事1月24日投稿より…

 

 

 

 

 今日は


「サポートは一歩間違えると
      抑圧にもなりかねません。」

って話です。


ふじたは常にサポートもしくは抑圧について
書いてきているかと思います。

この二つって違いが分かりにくかったりするかも…
っと、ふと今日思い立ちまして、書くことにしました。


例えば・・・


簡単に言ってしまえば
やりたいことがあるのに、それを止めることを抑圧

と ふじたは言うてます。


そして、サポートとは、
やりたいことがあって、それを本人が具体的に
計画立ててやろうとすることを見守りながら
親は常に待機状態です。

そして、本人が自力ではどうしようもなくなった時に
「ヘルプ」と言ってきたら 「ヘルプ」する。



ちょっとこれでもまだ 分かりにくいですかね^^;


では、さらに例えば・・・


夫の転勤であっちこっち移り住んできた子どもたち。

日本国内にお友達ができました。

なかでも、何年たっても
手紙のやり取りや電話などしているお友達と
数年ぶりに会うことになりました。

場所は北海道です。

「スキーに行こう」

と約束したんですね。

(お友達も転勤で今は北海道に住んでいます。)


行き方を調べて
安全で なおかつ できるだけ安く行くために
子どもは考えます。

PCを開いてネットと にらめっこです。


早割切符を使うことで
航空券は割と安く取れることが判明。

寝台列車は意外に高い。

新幹線も高い。


飛行機にしました。

その場合、自宅から空港までの行き方が二通り。

最寄駅から電車に乗って
数回乗り換えて空港まで行くか

近所のバス停から空港まで直通のリムジンバスか。

安くいくなら電車ですが荷物も多い。
負担考えてリムジンにしました。


次に
空港からお友達の自宅の最寄り駅まで行くのに
電車にするかバスにするか悩みます。

で、電車にしました。

調べたところ
バスは空港を出て札幌駅まで出て
そこからバスに乗らなければなりません。

電車は空港と隣接していて
そのまま電車で最寄り駅まで行けますし安全です。

総額
航空までのリムジンバス代往復
飛行機代往復
電車代往復。

合わせた金額が出ました。


さて、ここで親に交渉です。

自分がコツコツと貯めてきた 
お小遣いで これだけ出す。

残りの交通費をお願いします。



ここで親は 
少ないお小遣いから一年かけて
よくここまで貯めたことをまず認め

快く 「了解」 します。



もう一つのパターン。


交渉の段までは同じです。


けれども

「もっと安く行く方法があるんじゃない?」

と言って親が色々提案する。

そして、この方法もあるよ。

あの方法もあるよ。

そしたら、総額これだけ安く行けるよ。

もう一度考えて見なさい。

そして

私が提案した方法で行けない場合
理由を教えてね。






あなたは、どちらがサポートで
どちらに抑圧を感じますか?








ってね、赤字で書いてるんだから分かりますよね?



ちなみに、その親が提案した方法とは

リムジンバスではなく
何回も乗り換えのある電車を使って
空港まで行く方法です。

初めていくのですから、不安が付きまといます。
本人も思っていたように荷物多い。

さらに北海道の空港に到着して
電車で行こうとしていたのを
バスを使うように言っています。

バスも初めての空港で
千歳はネットで見る限り広い。



かわいい子には旅をさせろと言います。

ですが、
どの方法で行きたいと思うかは本人が決めること。

本人が色々考慮して
この方法で行きたい と決めたんです。

それを別の方法で行けというのは
納得いかないのではないだろうか。

いえね、別ルート提案までは
まぁ良しとしましょうか。

でも、そのあとの言葉は どうなの?
これサポートかよ?!

親が提案したルートで行け。

と言ってるのと同じなんですよ。



子どもだからこそ
自分の力ではお金を稼いでいないからこそ
お小遣い貯めて、交渉に出たんです。

そして、子どもだからこそ
お金を稼ぐといったことについて、
また
世の中で色々な事件に巻き込まれないためにも
その意味で 子どもたちは実は 無力な人で
(普段は子どもたちについて”無力”と言う言葉は
使わないのですが、ここではあえて使います)
安全に行くことを優先させられるべきだと
ふじたは思うのです。

自分でコツコツ貯めた お小遣い。

少ない お小遣いから 
行くためにはどうしたらいいか考えて
少しづつ貯めてきて
自分でも出すだなんて…

立派じゃないですか^^


もし…
子どもの考えを受け入れられない。
もっと厳しい方法を押し付けてしまうとしたら

そこに  

親の「問題」  

が隠されているのかもしれませんね…

その親も実は苦しいのです。




あなたは どう思われますか?


今日は

「サポートは一歩間違えると
    抑圧にもなりかねません。」

ってお話でした^^



う~~~伝わったかしらん^^;

 

 

本日のアメブロ記事…

子供をカウンセラーにしてはいけません。これ何回目かなぁ~~^^;|fujita counseling @ chigusa fujita

 


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