2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

「え?知らん。どうせママが決めるから」「何その言い方!!あなたのためでしょ!!」

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング -believe in yourselfーあなた自身を信じて・・・

 

 

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昨日は、友人とその友人の友人に呼ばれて出かけました。

友人の友人には二人お子さんがおられて、小学中学年と低学年の男の子と女の子。

転勤で来られたそうで、私も転勤族だったので紹介?されたのでした。

仮にその転勤で来られた友人の友人をAさんとしましょうか・・・

このAさんはとても熱心な母親です。

お子さんの勉強や習い事など色々私に聞いてきました。

ふじたの所は4月から高校生と中学二年生ですから、

先輩ママとして・・・聞いてこられたのでしょう・・・

中学受験を考えている・・・とこのことでした。

その為にはどこの塾に行かせればよいか・・・とか、

スイミングはどこが有名か・・とか、

ピアノに、お習字、そろばん・・・

ホントに熱心なお母さんです・・・

ただ一つ、ここで思い出した友人の話があります。

大人になってからお友達になった友人で

幼少期から中学まで転勤族だった彼女は、

お勉強熱心な母親で帰宅したら習い事とお勉強で

お友達と遊べなかった…と言っていたのを思い出しました。


転校間もないころにお友達から「遊ぼう」って誘われても

「うん」って言えない。

折角誘てくれて、お友達ができるチャンスを、

彼女は自ら切らねばならなかった・・・

とても心が張り裂けるほどに辛かった・・・

そう言ってました。


Aさんは、子どもたちを大学まで行かせるため、

しかも有名大学に行かせるために、必死な様子でした。

その為には、今、この時期からの教育が大切なんだと・・・

何処かのセミナーか何かで聞かれたのだろうか・・・

ちょっとそんなことを思いながら・・・

気になったのは、お子さんたちの様子です。

自分たちのことなのに、まるで他人のことでもある感じな雰囲気・・・

「あなたはどうしたいの?」

そう聞いても

子ども・・・「え?知らん。どうせママが決めるから」

母・・・「何その言い方!!あなたのためでしょ!!」

これが ふじたには衝撃的で・・・

そうか、ママが決めるんだね。

そう心の中で呟く。


何度も言ってますし、そして何度でも言いますが・・・

子どもの問題を親が奪ってはいけませんね・・・

子どもの人生ですから、子どもが決めます。

まだ、判断も出来ないし、自分で決めれないから、

ある程度までは親がレールを敷いてやらないと・・・

そう思って頑張っちゃうのかもしれませんが・・・

では聞きますが、いつからなら、自分で決めさせてあげれますか??

いきなり、「もう あなたは中学生なんだから、自分で決めなさい」

そう言われたら 子どもたちはどう思うでしょうか・・・

もしかしたら、

捨てられた・・・

え?何で?・・・

そう思って混乱するかもしれません・・・

今まで、自分で些細なことから決める・・・

という訓練を経験させてもらっていないわけですから、

いきなり人生に大きく作用するような決断を自分で・・・

と言われても・・・それは残酷ってもんです。

自分で決める。

これには簡単なことから始めて行くことが大事ではないでしょうか?

例えば、靴を選ぶ。着る服を選ぶ。何を注文するか自分で選ぶ。

何を持っていくか自分で選ぶ。

(時々見る光景にレストランでの親子のやり取り。

 

注文するメニューを子どもが何にしようかと選んでいる時に
親が「もう、これにしとき!!あんたどうせ食べられへんやろ?」
・・・と決めてしまう。

 

どこぞの国では子どもにどれだけ時間がかかろうとも決めさせます。

 

幼い頃からそうやって自分で決める訓練をさせていくんですね^^)

これらは失敗したとしてもさほど大きな損失はないはずですよね?

(そして、大事なこと。失敗を攻めないことです。

 

ふじたは これをしてしまっていたので、時々今でも

 

イケメン息子に「俺は失敗を母さんに許してもらってこなかったんだよなぁ~~~」と言われちゃ

 

ってますからね^^;)

ここで沢山の失敗の経験を積んでいくことで、大きなことを決めるときの助けになるはずです。

もし、今まで、そこの部分について気持ちに余裕がなくて、

 

させてあげてなかったなぁ~~~っと思われたなら、

 

今からでも遅くはありません^^

お子さんが「自分で決める」為のサポーターになってあげてくださいまし^^

 

何かの参考になれば幸いです・・・^^