奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。
主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・
心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。
お役にたてれば幸いです。
fujita counseling ふじたカウンセリング -believe in yourselfーあなた自身を信じて・・・
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ここ半年でグングン身長が伸びた小学高学年になるその少年は、
一時期兄弟の悪口を宿題に書いてきたりしておりましたが、
最近ではそういうこともなくなり、落書きもすごく多かったのですが、それもなくなり、
とても落ち着いてきました。
一緒にアシスタントをしてくださっている方が、とても優しい方で
彼を励まし、受け入れてこられたので、その励ましも大きかったのだと
ふじたは勝手に思いながらおります。
夕方、少しの時間、インストラクターが教室を出たときに、今日の宿題をすべて終えて帰る準備をした彼がプリントを持ってきました。
少年・・・「先生帰るね」
ふじた「うん^^お疲れさん、よぉ頑張ったなぁ~~」
少年・・・「うん、あ、でも、○○先生は?」(インストラクター)
ふじた「あ、今ちょっと用事で出てるけど?」
少年・・・「じゃぁ、ちゃんと今日の分終わらせて帰ったって伝えてよ!ぼくいつも「ほんとにやったのぉ?今日の分」・・・って聞かれるから・・信頼されていないんだ・・・」
ふじた「わかった^^ちゃんと言うとくからな^^」
信頼されていない・・・彼はいつもそう言います。
その時の顔は本当に寂しそうです。
とても頭が良いこの少年はインストラクターも期待しているところでしょう・・・
ですが、ウダウダとなかなか進まず、やる気がない彼に対してかなりイライラしておられました。
期待するが故、そして、焦る気持ち、それらがこの少年に伝わり、ますますヤル気をそぐ・・・
悪循環ですね・・・
期待されない子どもは悲しいです。
でも 過剰な期待は残酷です。
信頼してもらえる子どもは自分自身に「自信」を持て、自己肯定感も付き、伸びるでしょう。
でも 信頼してもらえない子どもは劣等感を持ち、自己否定し、萎縮するでしょう。
失敗を許してもらえた子どもはチャレンジする心を持てるでしょう・。
でも 失敗を許されなかった子どもは嘘をついて色々なことを誤魔化すようになるでしょう。
これ、ふじた流です。
ですから、受け入れられない内容はスルーしちゃってくださいね^^
この教室の少年は、それでも、教室にやってくるのです。
厳しいご両親ですし、「辞めたい」・・・この一言が恐怖で言えないせいもあるかもしれません・・・
子どもたちは、大人が思っている以上に色々なことを我慢しています。
そして、子どもたちのこの「我慢」がいつしか「怒り」にかわることもあるかもしれません。
そうなった時、彼らはとっくに私たちを超えて負かせるだけの力を備えています。
子どもが親を超え、自分の方が力があると知った時、ある「ショック」を受けます。
弱った親を認めたくない気持ち、受け入れたくない気持ち。
そして、更にはあまり言いたくはありませんが・・・
時々見る親子の事件に発展する可能性もありますね・・・
親がいつも我が子と「対等」で向き合っていたら、
そんな風に親が弱っていく姿を見ても「対等」な関係は保たれるのではないかしら?
ふじたはそう思うのです・・・
あなたは 我が子が、あなたの力を超えても今のままの関係でいられる自信はありますか?
ちょっと辛口でしたね・・・^^;
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