2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

正しいことをしても、嫉妬から怒りをぶつけられることもあるんですね・・・

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング -believe in yourselfーあなた自身を信じて・・・

 

 

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私の友人でメッチャ優しい人がいるんです。

彼女の旦那さんも、優しいのですが・・・

ある日、同じ町内の子どもが犬を拾って来ました。

でも お家のママから

 

「うちでは飼えないから 元の場所へ返してきなさい」

 

・・・と叱られて、それでもやっぱり捨てきれなくて

 

泣きながら彼女の家の周りをウロウロしていたと言います。

 

 

「どうしたん?」

 

 

声を掛けると泣きながら事情を話す ぼく・・・

 

その男の子の手に抱かれた犬の姿と言いますと・・・

 

子犬?…いいえ、見るからに子犬の顔ではありません…

でも体はやせ細り、

 

とてもじゃないですが大きさは子犬だけれど、

 

多分 成犬です・・・

 

「じゃぁ、今日はおばちゃんが預かってあげるよ^^

 

安心して帰りなさい^^」

そう言うと男の子の顔は安心して笑顔になりました・・・



彼女が考えたこと。

それは町内で「犬を飼える方は居ませんか?」

 

・・・と回覧をまわすことにしました。

 

 

保健所に連れて行けば、

 

この子は数日の間に殺処分でしょう。

だから、一応やるだけやろうと決めたんですね。

 



自治会の班長を当時していた彼女は

 

直ぐに回覧をまわしました。

でも、誰も名乗りを上げてくれる方はおらず、

 

残念な結果になりました。

彼女の家はすでに犬が一匹おりまして、同じ犬種でした。

もう一匹飼うか?

 

どうするか?

 

子どもたちがあの犬はどうしたの?

 

って聞きに来るだろうな…

色々考えた結果、

 

我が子たちも自立して巣立っていることだし、

 

もう一匹うちで面倒見よう・・・

 

そうご主人と話し合って決めたと言います。

 

さて、動物病院に連れていって、健康診断してもらったら、

 

体重が平均の3分の2しかなく、

 

しばらく病院で入院となりました。

子どもたちには事情を話し、

 

名前を付けてもらったそうです。

 

がりがりにやせ細っていた体が

 

丸くなるように・・・と名前は

「まるちゃん!!」

になりました。

 

まるちゃんは順調に体力をつけ、退院する前には

 

トリミングで綺麗にしてもらって帰宅しました。

まるちゃんは学校から帰ってきた子どもたちと

 

毎日会うのが日課です。

 

彼女が気を利かせて子どもたちが下校するころに

 

お散歩に連れて行くからです。

今ではホントに拾われてきたあの日とは

 

比べものにはならないくらい、丸く太って、

 

綺麗なお顔になりました^^



さて、ここまでは 素敵なお話です。

 

ですが、実は、この裏で、

 

彼女は結構辛い思いもしています。

元の場所へ捨ててきなさい!!

 

そう言われた子どもの親御さんが、

 

彼女の行動にあまりいい思いをしなかったということ。

 

彼女は全く悪気はないのですが、親御さん側が 

 

自分たちを悪者扱いされた と思ってしまったことです。

そして、いい人ぶって・・・!!

と、あらぬ噂も含めて振れ回られたこと。



人は、自分が無しえなかったことを

 

誰かにいとも簡単に成し遂げられてしまうと、

 

自分を否定されたような、ダメだしされたような、

 

そんな感覚になるものです。

そこには 恥ずかしい自分も存在します。

そして、恥をかかされたと感じ怒りをぶつけてきます。

 

彼女の取った行動は何も間違っていなくとも、

 

周りが許さない。

正しいことをした者への嫉妬もあるかもしれません。

自分がそれを思いつかなかったことへの嫉妬。恥。



それでも、彼女は



「それは私の問題じゃないから」



と言い切りました。



「こういう形でしか

 

私には子どもたちのサポートが出来ないんだもん。」



ふじたの影響か、彼女も何らかの形で

 

子どもたちのサポートを考えるようになったと言います。

ふじたは 彼女のサポートをしたいと思います。

彼女には理解あるご主人もおられますから、

 

さほどサポートの必要はないと思うのですけどね・・・^^


 子どもたちのサポートには形なんかありません。

どんな方法だって取り組めるんです。

それは逆に言えば 

 

誰にでもやろうと思えばやれるということでもあります。

 

ただし、その時に自分の子ども時代に

 

何を感じていたのか・・・

ここは大事ですね。

いつも言うことではありますが・・・はい^^

さて、ゴールデンウィークも後半ですね^^

皆様も素敵な休日になりますように・・・゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 

 

 

 

 

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