昨日のブログで最後にこう書きくくりましたね。
苦しい時期があって、辛い思いをした時期があって、それでもその時間は厳しいようだけれども貴方にとって後に乗り越えられたとき豊かな時間へと変わる時が来るかもしれない。
かもしれない・・・ではなく、そうなれると信じてほしいと藤田は思います。
これを誤解されては困るので、書き加えておきます。
私自身の話になりますが・・・(これはルール違反にもなる気がして昨日は控えたのですが・・・)
私は過去に我が子を二人続けて亡くすという経験をしました。
親が我が子を先に見送る。
これはホントに辛い過去です。経験です。
死亡届けを出さなければ病院から我が子を連れて帰れないのです。
悲しいとか言ってられんのです。
警察へ行って死亡届けを出しサインしないといけないのです。
そうしないと一緒に車に乗せて帰宅できないのです。
我が子は、もう動かんのです。
朝を迎えても、いつも通りに病院は開院するしバスもいつも通りに来るし、会社もスーパーも開店します。
自分だけがこの世の中から置いてきぼりを食らうんです。
ここからの十年間くらいはほとんど記憶がないです。
どうやって我が子二人を生み育てたんか・・・
それでも笑ったりもしていたと思います。
でも空虚感。
夫との転勤で日本中を移り住むうちに沢山の出会いが私に気づかせてくれました。
長く苦しい時期があって、辛い思いをした時期があって、それでも、それを乗り越えていったとき、亡くしたものの代償は大きいものの、その代り得たものも大きかったです。
あの経験が無ければ今の私はないということです。
確かに我が子は亡くさない方がいいに決まってる。
だから、あの経験があって良かった。とは言えません。
でもね、もう過去は戻らんのです。
私はあの子らの死を無駄にはしとうないし、無駄にはしとらんです。
あの過去ありきの私なんです。
そういう意味での昨日のブログです。
だからと言って相談者様に押し付けるつもりはありません。
でも、カウンセラーが示す方向性に目を向けられないということは、どういうことか言うたら、それは「今日は、カウンセリングをどうして受けにこられたのか?」ということになるんです。
決して安いとは言えないカウンセリング料金を支払ってまで貴方は何をしに来たの?この時間は貴方が貴方のためだけに有効に使える時間のはずだよね?
その時間を無駄に使うか有効に使うかはあなた次第なんだよ。
そういう意味です。
カウンセリングタイムを無駄に使ってほしくないし、間違った方向性でお金を使って欲しくもないのです。
暴走し、人間でなくなってしまうようなカウンセリングはしたくはありません。
暴走し、それによって新たな道が開けるのならサポートはします。
一旦は感情を出しつくし、そしてそれによって気持ちの整理ができ有効に知性を回復させられるのであればサポートします。
でも、見つめる先が今現在に固執し執着し根本的な原因へ目が向けられないうちはサポートは非常に困難になってしまいます。
こちらの働きかけに一切耳を貸さない・・・となると、「何をしに来られたの?・・・」となってしまいます。
それはカウンセリングの前に必ず新規の方には郵送でお送りする書類の中の規約をお読みいただければお分かりいただけるかと思います。
今日も辛口ブログになってしまいましたね・・・
my HP
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