2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

本当はあの時どうしたかったの?

昨日の朝早く自宅の電話が鳴りました。
こんな早い時間に電話が鳴るのは学校行事の運動会なんかで決行するかしないかの緊急連絡網か身内で何かあった時くらいなもんです。

ですが、違っていました。
私の自宅電話はナンバーディスプレーが付いていますから登録されている番号からであれば誰だかすぐにわかるんですね。
かかってきたのは、近所に住む親しくさせてもらっている方からでした。
「おはよう、どうした?」電話に出てすぐに尋ねると「ちぃちゃん、あのなぁ、血圧が高くて気分が悪いねん。病院つれてってくれへん?」

昨日のスケジュールはカウンセリングが朝から夜まで一杯で、朝4時半に起床し家事を済ませてセッションのために事前に聞いている相談内容について調べものやら何やらで時間的に余裕がない日でした。

でも、引き受けました。

病院へは送迎だけにして、もし、お迎えの時にセッションの予約時間に入っていたらタクシーを使ってもらうことにして。

彼女には子どもがおりません。
時々お茶しますが先々の不安をよく口にしておりました。
子どもができないのは仕方がないことです。
誰が悪いわけでもありません。
でも、彼女は自分を責めているようにも感じられました。
何より誰かに迷惑をかけることをとても心苦しく思い、助けを求めることができない人なんです。
その彼女がヘルプを自ら申し出れたこのチャンスを逃すわけにはいかなかったんです。

人様に迷惑をかけてはいけません。=助けを求めてはいけません。というメッセージが含まれています。

本当はみんな誰もが「愛し愛され手と手を取り合うためにこの世に生まれてきています。」

だけれども生まれた後 こんな刷り込みを沢山受けてきたことで混乱させられ進む方向を迷子にされてしまうんですね。


(過去のあの時あの時・・・)本当はどうしたかったの?

それを思い出せるといいですね・・・

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