2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

男尊女卑の中で育った子供たちの行く末。親子関係

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております

 

藤田 侑杏恵 (ゆきえ)です。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談

(保育士の経験もありますので色々な方向から) 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても

同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、

 

一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング 

 

 

-believe in yourselfー 自分の考えを信じてね・・・

 

 

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アメブロ過去記事2017の年11月17日投稿記事より…

 

 

※いつもお読みいただき有難うございますm(__)m


ブログをアップしてもここ最近皆さんの所へお邪魔できず申し訳なく思います。


私のブログで何かの助けになれますことをがあれば

大変有難く嬉しく思います。


今日も宜しくお願いしますm(__)m

 

 

「男尊女卑の中で育った子供の行く末。親子関係」

 

今日はクライアントさんが来られる中で

感じること思うままに書きます。

 

だから今日はえぐいです。

 

思いっきりえぐります。

 

読んでて不快になった方は

速攻で逃げてください。

私、責任持ちませんので、、、

 

読む自由

読まない事由

 

決めるのはあなた自身です^^

 

根強く残る「男尊女卑。」

 

 

これが良くも悪くも作用して

「育ち」「生い立ち」の中で人は

苦しくなってしまうんだなって思うんです。

 

「男尊女卑」を検索掛けたら

これがしっくりきました。

 

「男尊女卑だと感じる6つの瞬間や理由とは?

 

もうな、赤にしたるわwww☝

 

男尊女卑については

これを読んでもらうとして、、、

 

こういうことを家庭内で子供の前で

やらかしたらどうなるかっていうことを

今日は書きます。

 

勿論例外もあるし、皆が皆

今から書く内容のような人に

子供が育つってわけじゃないです。

 

ただ、

 

こういうケースに似たような状況を抱えて

私の所に来られる方は多いです。

 

でも、ご本人、無自覚のまま

 

なんだか辛い

生きててむなしい

どうして私ばっかり、、、

誰も理解者がいない

ワケもなく涙が出てくる

自分なんか居ても居なくても同じ

生きてる価値を感じられない

みんな私の敵

助けて欲しい

でも助けて欲しいって言ってはいけないって

教え込まれた

何をやってもうまくいかない

 

っていうモヤモヤしたもんをもって来られます。

 

 

今から書くお話は、ある方のお話です。

内容のシェアだけ許可いただきました。

 

参考になれば幸いです。

 

いわゆる厳しい家庭で育ちましたよ。

父親の権限は絶対。

テレビを観るにもチャンネル権は絶対父親

何かしたいことがあっても母親に頼んで

父親に許可をもらわねばならず

父親と直接話すなんて恐ろしくて

できませんでした。

 

母親はいつも父親の顔色見てました。

だから子供たちにも

父親が何か自分たちのためにしてくれたことが

あれば大袈裟に喜んでみせるように

演技を強いました。

 

母親はいつも身を粉にして

家族のために働きました。

いつもいつもお風呂は最後

寝るのも最後

だけど起きるのは一番最初。

 

睡眠時間がなくてもいつも通りに

家事と仕事をこなしていたし

労働時間はどう考えても母親の方が

負担が大きいと、子供だったその人にも

感じておりました。

 

それでも、父親が家事を手伝うなんてことは

一度もないし、母親が体調崩しても

心配して病院へ連れて行くとかもない。

 

父方の親戚一同からいじめられても

母親は堪えてました。

 

父親はいつも母親を

バカにして

見下して

小ばかに扱いました。

 

暴行もあり、土下座して母親が父親に謝る姿は

何度も見てきました。

 

 

 

こんな環境で育った子供は何を思っていたか?

 

怯えていました。

父親は恐ろしい人で残酷な人だと。

でも、生きていかねばなりませんから

父親について自分の身を守ってきました。

 

自分の身を守るために

「父親が正しい」と

自分で自分に思い込ませ

やがて一緒になって自分も(子供)も

母親をバカにするようになりました。

 

強い者の側についていれば

自分の身を守れるからね。

 

母親はますます孤立していきました。

 

(でもね、その人は(子供は)本当は

母親が大好き。

あの当時のことを振り返ると

後悔が走ると言います。

 

なぜ父親に声を荒げて

母親を守り切れなかったんだろうと、、、

 

子供はね、どうやったって

母親が大好きなんですよ…

 

母親が一番。

 

「おかあさん」

 

この言葉を何度となく呟いてきたと言います…)

 

だから心底では父親を嫌っていました。

 

そのうち、この父親、あろうことか

娘である子供に性的虐待をします。

 

恐怖のあまり声を出せず

母親にも言えず仕舞い。

 

それでも

生きていかねばなりませんからね、、、

 

 

やがて、大人になって結婚して

子供を持ちました。

 

ここで何が起きたか。

 

連鎖です。

 

娘の旦那さんは父親にそっくり

 

こういう人をまた引き寄せるんですよね、、、

てか、この世代の親たちは大なり小なり

こういう親に育てられてる可能性が高いね。

 

 

そしてこの旦那さんも

「男尊女卑」の家庭で育った

犠牲者でもあります。

 

だから女性をバカにし、自分の妻を無力な人に

仕立て上げるのは簡単です。

 

(妻の方が自分より学歴が高ければ

コテンパンにしたいと思う人も居るかもしれないし

学歴が自分より下ならば、なお簡単。)

 

生きていくのがやっとの状態の中で

クライアントさん(あーさん)は

私のところに来られました。

 

数年かけて、あーさんは

カウンセリングで何が見えてきたか。

 

 

最初ね、

 

「お母さんもお父さんも大嫌い!!」

「兄弟姉妹も大嫌い!!」

 

そう言うてたんです。

 

 

でもね、本当はこうでした。

 

 

「あの小さな世界から

母親だけを救い出したい。」

 

そう願ってたんですね、、、

 

本当はお母さんが大好き

 

だから、お母さんには

一日でも早く自由になって

自分の好きなことを見つけて

自分の人生を楽しんでほしい。

 

世間の言葉に振り回されず

父親の顔色見たりせず

 

自分の考えで選択し判断し決断して

心の自立をお母さんに対して

切実に願ってたんですね。

 

(例えば、テレビのコメンテーターの言葉を

そのまま鵜呑みにしたりせず。)

 

お母さんがそうでないと

私も自分の人生を生きていいって

許可できないじゃない!!

 

そう心の中で叫び続けて

声にならない声をずっと

私のセッションルームから届けていました。

 

 

ですが、、、

 

 

 

その声は届きませんでした。

 

なんどワークをやっても

 

なんどヒーリングしても

 

彼女の母親には

そして父親には

そして兄弟姉妹には

 

届かないんです。

 

 

彼女の母親はもう、まともな会話もできないし

体はそこにあっても魂は抜けてるような感じで

全くつかめないんです。

 

今生では多分、恐らく、不可能かな、と。

 

 

だから、今生では諦めて

「あの世で理解しあいましょう!」

と伝えて閉じました。

 

 

 

強烈な何かがこのお母さんに

埋め込まれてしまったのかもしれません…

 

「男尊女卑」

 

これが良いとか悪いとかは

ここでは申しません。

 

ただ、事実としてこういう事例もあります。

…って話です。

 

この父親も兄弟姉妹もある意味

 

犠牲者です。

 

ここでは加害者ぽいけど

その前に犠牲者なんです。

 

母親は自己犠牲を何とも思わずに

子供たちを守り

父親は働きバチで本当によく働く人だそうです。

 

愛情の出し方が下手くそで

高価なものを買い与えることでしか

表現できない不器用な人だそうです。

 

でも、母親は普段そんな父親が

自分のために何かしてくれることで

愛情を確認し生き延びるんですね。

 

この家族に愛はないのかあるのかは

私には分かりません。

 

でもね、着る服を与えられ

学校へも行かせてもらい

嫁入り道具もすべて揃えてもらい

食べることにも苦労なく育ててもらった。

 

ということは分かるんです。

 

だけど、そこに贅沢かもしれないけれど

物ではなく、お金では買えない

大切な物は与えられなかった。

 

ということなんです。

 

だからね、あーさんは

繰り返すことを断ち切るために

私のところに来られ

ご実家との関係を見直されました。

 

 

カウンセリングの中で

様々な気づきやワーク

催眠療法など行うことで

クライアントさんは自分の親との親子関係が

良好になるケースが多いです。

 

夫婦関係も同時に親子関係を見つめることで

良好になっていかれます。

 

そして自分の子供との関係も同時進行です。

 

ですが、時々、今回のケースのような方も

勿論おられます。

 

 

自分の親との関係が良好にならなければ

自分の子供や夫婦関係が良好にならないか?

…と言えば、それは

 

違います。

 

前回のラジオでもお話しましたが

 

それは

 

違います。

 

勿論、そうなった方が良いとは思いますが

どうしようもないこともあります。

 

この、あーさんの場合は、ただただ

お母さんをあの小さな世界から

救い出したかっただけ。

 

なんですよね、、、

 

でもね、これ、エゴかもしれません、

 

あの小さな世界に居続けると決めてるのは

誰でしょう?

 

いつまでも自分を無力な人にして

ここから脱出できないと決めてる。

…のかもしれません。

 

そこに居ると決め、この人生を選んでいるのは

紛れもなく、、、厳しいようですが

 

お母さんですよね、、、

 

 

 

あーさんは、そこに気が付かれてから

ご実家との関係を見直し

もう自分の人生を生きると決断され

子供たちも自分の人生に責任を持とうとし

そのサポートができるようになられました。

 

むしろ、そうなってからの、あーさんの方が

子供たちは安心されたそうです^^

 

 

望む結果が他人を変えようとしてのことか

自分がこうなりたいと望んでのことか

 

そこも見直しながら進むことで

楽に生きていけるようになれたら

いいですね^^

 

今日は

 

「男尊女卑の中で育った子供たちの行く末。親子関係」

 

ってお話でした。

 

えぐかったですね。

 

だけど、ここで一つお伝えしたいことが

あるんです。

 

男とか女とか関係なく

 

誰かの前で誰かを

見下したり蔑んだりしてはいけない。

 

個人的にそう思うんです。

 

でもね、それを知らず知らずのうちに

やってしまうことありますよね。

 

だって人間だからね。

 

そして、それやっちゃってる時ね

自分も相手も含めて何かあるんですよ。

 

男尊女卑で言うならね

 

男性は男社会で、まぁ、戦ってるんですよね。

 

戦いに負けたり勝ったりね。

 

負けたとき、常に負けてる時、

又はそう感じてる時

帰宅すると弱い者へその怒りを向けるのね。

 

で、向けられた母親は

子供へ向けたくなるかもしれないよね。

 

向けられた子供はどうするの?

 

ため込むんだよ。

 

ため込んで大人になって

あんな大人にはなりたくない。

って思いながら、

やっぱりやっちゃってたりする。

 

反面教師でできる人も居れば

できない人も居るからね。

 

で?

 

誰が悪いの?

 

誰が犯人?

 

あぶりだせます?

 

親の親の親の親の親の親のそのまた親?

 

もう死んでるよ(笑)

 

かりにあぶりだしても仕方ないわ。

 

男たちにやられっぱなしだった女たちは

いつしか力を付け声をあげて

男社会へ踏み出した。

 

このあたりもね

私はセミナーで時々話すんだけど、、、

 

思うことあるんよね。(;^_^A

 

 

よく考えてみて欲しい。

 

子育ての最終目的は何ですか?

 

次回はそこへ行きますわ。

 

 

長いブログにお付き合い

ありがとうございました(#^.^#)

 

 

 

 

 

 

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