2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

若い10代の芽を摘むと、どんな大人になると思います?親子ってホントは重いね…

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談

(保育士の経験もありますので色々な方向から) 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても

同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、

 

一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング 

 

 

-believe in yourselfー 自分の考えを信じてね・・・

 

 

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アメブロ過去記事10月28日投稿記事より…

 

「若い10代の芽を摘むと、
どんな大人になると思います?
親子ってホントは重いね…」



昨日に引き続き(←昨日のブログ)
あさのさんの本からいくつか抜粋したい。


あさのさんが登場人物の少女たちを通して
何を言いたいのか。
どんなメッセージを送りこんでいるのか。

それは各々で感じること違うでしょうけれど…

そこにフォーカスして見てくださいね^^

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ガールズ・ブルー (文春文庫)/文藝春秋
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自分を愛して何が悪い。
十七歳のあたしはシミも皺もない、
つややかな肌を持っている。
どんな高級なファンデーションも
かなわない光沢があるのだ。
淡いピンク地になでしこ柄の浴衣なんて、
今じゃなければ似合わない。
今のあたしだから、似合うのだ。
薄く眉を描き、薄くリップを塗っただけの、
ほとんどすっぴんのあたしを、
なでしこの浴衣が華やかに演出する。
それを愛して何が悪い。
十七歳のあたしたちに、均等に与えられている今を、
愛するのも憎むのも疎むのも受け入れるのも自由だ。
睦月
(→主人公の友人の名前)のように、
目指し、励み、
やがては到達する夢も目標もないけれど、
あたしは無条件で今のあたしを受け入れ愛している。




「死んでたまるかって思う。
あたしは強いんだ。簡単に負けるかよって」

あんたは負けないよ。
負けたことなんて、一度もないじゃないか。
美咲だけじゃない。あたしたちは負けないのだ。
しょっちゅう酸素吸入や点滴のお世話になっていても、
万引きを疑われても、
「いくら?」と、おじさんに尋ねられても、
高校を退学させられても、
負けてしまうわけには、いかないのだ。



あたしたちの前には、長い長い時間がある。
それなのに、今しか着れない浴衣も、
今しか感じられない歌も、今しか愛せないものもある。
今だけがよければいいなんて、思わない。
でも、過ぎていく時を惜しむことも、
これから来る時に怯えることもしたくない。
したくないのだ。




さて、大人になってしまった私たちは

傷を隠し持ち、鎧で固め
とりあえずは見えないようにして
大人になった私たちは
あさのさんのこの言葉を読んで
何を感じますかね…



10代はすでに沢山の傷を持っています。

それでも、若いうちであれば、
向き合うことでわりと早く再生します。



だからこそ、
言葉に変換することが出来るようになると、


怖いっすよ^^;


ストレートですからね。


受け入れてくれると感じたなら、ガンガンきます。




10代…

と言う若さに

苦しむこともあります。

思い出してみてください。




先は

未来は明るい・・・







明るかったでしょうか?



将来なりたいものが見つかった。

見つかったって、それになれるかどうかわからない。

なれなかった時の恐怖。


なりたい者になれるまでの道のりの恐さ。

まだおぼろげにしか見えていない将来への道を
自分で切り開いていかねばなりません。

その時に、自分で切り開く力を私たちは
サポートして行かなければいけない。



その年齢まで、口やかましく言い、自律を妨げ、
彼らの考えを引き出さずに育てるのではなく

自分で考えて判断し行動できるよう
サポートしなければ
彼らは今のこの時代を
生き延びれないかもしれない。

私等の時代とは違うんです。

この子たちが未来歩く道は
私等の時代とは大きく変化している。

アドバイスなんて
実際できっこないんですよ。

そこ、知っておいた方がいいですよね…

仮にね、なりたいものになれなかったとしても、
それも人生のプロセスなんだということ。


その事実を
サポーターである親が知っておくこと。

彼らは彼らなりに
必死で道を作って歩いてるんですからね…



その道中
ある意味とても哲学的なことを考える10代の時期に
私等親は面倒臭がったり
恐がったりするのではなく…



あさのさんのいわんとするところ、
見え隠れしていますよね?
セリフの中に沢山 一杯ね。

そこ、聴ける耳と 大きな心の器
持っておいた方がいいね^^


だって、とても知性的だよ?彼ら。

そこの芽を摘んでしまうとね
知性を摘むことになるんだよね…

そしたら、どんな大人になると思います?






あら、、、

また最後がチクッ!とな^^;

 

 

 

 

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