2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

健常者、障害者、100%の理解ができなくても別の角度からは理解できてることもある。

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もあります

 

ので色々な方向から) 

 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まった

 

ら、

 

 

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アメブロ過去記事8月19日投稿記事より…

 

 

 

 

「健常者、障害者、100%の理解ができなくても
別の角度からは理解できてることもある。」

夏休みも後半に入って、今日、
ふと、この記事を思い出しました。
もう一度再投稿したいと思います。

本日の記事は2014年2月14日に投稿された記事を
少しばかり加筆して再投稿したものです…

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昨日イケメン息子の高校で
ある冊子が配布されました。

去年の夏休みの課題 「人権」 についての作文で
優れていると思われる作品をまとめた冊子です。


この中に、イケメン息子の親友S君の作文が
掲載されていました。

ちなみに、イケメン息子は
この作文を書くことを 「拒否」しました。

人権について書くことの意味が分からない。
こういうことを書かされること自体が
人を上から目線で見下す行為にしか思えない


と担任に話して拒否です^^;

けれど、そういう彼の想いを担任は理解し

「そういう物の見方もあるね」

と流してくださったことに感謝です…
(でも、しっかり点数は
減点されてると思いますけどね^^;)



さて、この親友S君。
彼から掲載の許可をいただきました。

全文は載せれませんが一部抜粋して。


今 自分が一番腹が立つのはテレビ番組だ。
よくあるチャリティー番組では
完全に中世の見世物みたいなものだ。

ダウン症の人を使って持ち上げて
これを電波にのせて流して
一体何を伝えたいのか全く分からない。
ダウン症の人たちを使ってゴリ押しで

(頑張ってます)

みたいな雰囲気出して視聴率とお金集めたりして
それを見て可哀想とかいう視聴者もまとめて
障害者を侮辱してるのに相当すると思う。

健常者が少し練習したら出来ることを
障害者にやらして感動を煽って、
もう馬鹿にしてるとしか自分には思えない。
ダウン症の人を利用して見世物にしてるのに
尊厳も何もないと思う。




イケメン息子が書かなかった理由と
ある意味リンクする。

そして、S君もイケメン息子も ある意味
健常者ではないのです。

S君については伏せますが
イケメン息子は見た目は分かりませんが
呼吸が健常者の方より少し上がりやすい。

日常生活には支障は全くない。

それは(日常生活に支障がないという点では)
S君も似てます。

二人は互いがそういう問題を抱えつつ
誰かに理解してもらうことの困難さを共有し、
そして、健常者の人に対して
上っ面の言葉を並べ立てることに
違和感を感じているようです。



S君は冒頭でこう書いてます。


障害者を保障する
「障害者権利条約」
というあらゆる障害のある人の尊厳と権利を
保障する為の条約がある。

自分としては、
こんな条約を作らなければいけない時点で
糞みたいな社会だと思う。




ここで気が付かれた方も おられるかもしれませんが
S君は 障がいではなく 障と書いている。





べっぴん娘はこのことについても
違和感をもって話したことがある。


「障者を障い者 にしたり 
を子どもにしたり、気持ち悪い。」


と表現しました。


「「子供の 共は
供えるという意味があるからやめよう。

障害者の を がい に変えるのも 
ではないからやめよう?

それは
「そういう発想した人自体が

差別してるいる意識があるからじゃないの?」」
と。

つまりは上から目線者の発想でしょ? と。



では、健常者と障害者は理解しあえないのか?


S君の締めくくりにはこう書かれていました。


人は自分より弱いと思っている者には
見下したりする特性みたいなものがある。
だから、障害者の人権が無視されたりする。
だから、まず知ってもらうということが
一番大事であり、偏見をなくすのに
一番有効な手段だと僕は思う。
それをすることで
障害者がより過ごしやすい社会が
成り立っていくと自分は思う。
そうなることを願う。


(イケメン息子の高校の校長先生は
表現が適切でないと思われる言葉も
「あえてそのまま掲載しています」…と、
「はじめに」の挨拶のところで
書いてくださっています。

彼らの想いをそのまま
載せてくださったんだと思うのです…)



イケメン息子は、このS君の作文が掲載されたことを
本当に心から喜んでいました。

今までにない喜びようでした。

誰かのことを思って喜ぶ姿を見たのは 
もしかしたら初めてかもしれません…



ふじたはいつも言いますね。

若い人は知性にあふれています。

そして、彼らの考えに正しいも間違いもない。

こうして自分の考えを出せること自体が素晴らしい。



現実はどうだとか、実際はどうだとか、

(皆が皆
例えば、障害者の方皆が皆
S君やイケメン息子と同じように
思うわけじゃないからね…)

そんなことは

どうでもええんです。


私等大人は、ただ黙って
彼ら彼女らの言葉に耳を傾けることが大事であり
そして時には大人たちは

「襟を正し」

「反省もしなければいけない」

かもしれません。



今日は
「「人権」… 健常者 障害者 
それぞれの立場の温度差。」 について でした。

今日のブログを読んで どう思うかは 
あなたの自由です^^

ふじた個人としては、このS君の作文を読んで
恥ずかしいなぁ~~
って大人としてちょっと思いました。

正に 襟を正す いい機会になりました^^

S君 ありがとね^^



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このS君、普段は口数が少ない人です。

でも、観察力、洞察力、とても鋭いです。

その彼は
誰かに自分のことを
理解してもらうことを諦めております。


それは イケメン息子も似ています。


でもね、部活の仲間が冊子に掲載された彼の作文を
とても喜んでくれたそうで…^^


冊子には作者名は掲載されていないのです。

でもね、「これ、 お前だろ?^^」

って直ぐに皆が気がついたんですって。

あまり多くを語らぬ彼のことを
部活仲間は良く知っていないようでも

「この文章は、お前しか書けへん」

と…


障害のこともあるでしょう。


健常の彼らに
障害のことは100%分からないことがあっても、
それ以外の彼のことで分かることもある^^



障害 健常 関係なく…

他者のことを私等は「良く知っている」

と思いがちである。

ああ、あの人ならきっとこう言うよ。

こうしてくれるよ。

けど、そこでもし、予想外の行動や言動を 相手がした時

勝手に相手のことを思い込んで
決めつけていただけの自分を
棚の上に置いておいて

相手にがっかりしてみたり、怒ってみたりする。


誰かを100%理解するなんてことは困難なことです。

けど、知ろうとすることや分かろうとすることは悪くない。

むしろOKです。

でも、分からないこともあるし

分かれないこともある。

時期的にタイミングでなかったってこともある。

それでいいんです。

そこ以外の別の部分を知ってるだけでもいいんです。

私等は人間です。

神様じゃないんですから…





ちょっと、今日は時期的なこともあるせいかな。

過去記事を引っ張り出していました^^



ではでは皆さま御機嫌よう^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のアメブロ記事…


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