2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

抑圧がかかったセッションは無意味。その理由。

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もあります

 

ので色々な方向から) 

 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まった

 

ら、

 

 

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アメブロ過去記事6月18日投稿より・・・

 

 

 

今日は

「抑圧がかかったセッションは無意味。
                その理由。」

ってお話です。


昨日のブログで後半こんな風に書きました。


また、そのセッション自体
少しでも抑圧がかかる場であったなら
そのセッションは打ち切ったほうがいい。

自分に合うカウンセラーを探した方がいい。

でないと、進化しない。

安心できない場でのセッションは
無意味だから。(経験者は語る(笑))



でもね、恐くても
そこにカウンセラーとの信頼関係があれば
OKじゃないかな^^





今日はここについて、詳しく書きたい。


昨日、夕食の時間にべっぴん娘と ひょんな話から
夏目漱石さんの 「こころ」
の内容について話題が上りました。

またこのタイミングでうまいこと出たもんですね^^

彼女はアイフォンで青空文庫で無料だったので
今 読んでいるそうですが
なんせアナログ派なので
読みにくい…とぼやいてました(笑)

その「こころ」の内容でこんな部分が
彼女の口から出てきました。


何でも忍耐していればいいってもんじゃない。

困難をただ忍耐で乗り越え慣れてしまえば
困難なんてなんでもなくなる。

…んわけがない。


と言ったことが書かれている部分があって
読み上げてくれました。

ブログでその部分を書こうとしたのですが…
あまりにも長いので。。。
要約&抜粋しますと。

主人公の友人Kは

抜粋…
彼は我慢と忍耐の区別を
了解していないように思われたのです。」

と書かれています。

医者は例えば胃袋ほど横着なものはない。と言う。

柔らかいお粥ばかり食べていれば
消化する力が弱くなる。
だから何でも食べなさいと言うんです。
もし、刺激を与えずに
柔らかいものばかりを食べ続けていれば
どうなっていくかは想像がつくでしょう。

段々に刺激を与え
徐々に硬いものを食べるようにしていくことで
消火吸収力や栄養を取る力も付く。

友人Kは全くここに気が付いてはいない。

抜粋…
「ただ困難に慣れてしまえば
しまいにその困難は何でもなくなるものだと
決めつけていたらしいの
です。
困難を繰り返せば、
繰り返すというだけの功徳で、
その困難が気にかからなくなる時機に
めぐりあえるものと信じ
切っていたらしいのです。」


ちょっと分かりやすい言葉に言い変えた部分も
抜粋の中で、ありますが…


要はお腹壊してんのに
無視して消化の悪いものだろうが気にせずに
何でも食べ続けていては
お腹は治るどころか悪化する。

でも、少しずつ硬いものに切り替えていくことで
消化吸収も良くなり 栄養も取れるようになる。


友人Kはそこを分かっていない。

と言っている。

…とべっぴん娘は言う。

これをスライドさせて…

カウンセラーとの相性。

これは
安心してその場で話をし続けることが
できるかどうかが一つの鍵になるでしょう。

話を聴いてもらってるときや
カウンセラーが何か物を自分に言ってきたときに
違和感を感じたり怖さを感じたり抑圧を感じたり
そういった居心地の悪さを感じたら
それをカウンセラーに訴えてもいいんです。

しかし、訴えてもそのカウンセラーが
自分の問題だと気が付けずに
変わり映えがなければ打ち切っていいんです。


滅多にないことですが
カウンセラーがクライアントさんに
怒ることがあります。
怒鳴ったり机を叩いたり。。。

これは完全にカウンセラーの問題です。


そして そういう行為をするということは
抑圧を掛けている状態です。

(「あなたの感情を引き出すために
わざとやってあげてるのよ!」

…ってもし言われたら
その人の体をよく観察してみてください。
唇が震えていないか?手は震えていないか?
両手をキュッと握っていないか。
肩は いかっていないか。その他諸々…
この姿のどこがわざとなんだ?と分かるでしょう)



もう一つ…

これも滅多にないことですが
怒鳴ったり机を叩くことはないけれど
クライアントさんを言葉で傷つける場合です。

・あなたが悪い。
・それはあなたのその性格のせいです。
・どうしてそんな酷いことを言ったりしたんですか?
・あなた最低ですよ。
・今、この問題と向き合わずに
   一体いつ向き合うのですか?
・今逃げてもまた似たようなことが起きますよ。
・あなたは今日ここへ何をしに来たんですか?

などなど。。。

でも、クライアントさんは藁をもすがる思いで
カウンセラーを探し、見つけ
セッションを受けに来られています。

この人からのアドバイスや言うことを
          聞かねばいけない。

でないと私は もうおしまいだ。


そんな勢いです。

そのカウンセラーとのセッションが困難に感じても
「自分が悪いからだ」
…と言い聞かせます。


いえいえ、そんなことはありません。

無理してそのカウンセラーから
セッションを受け続けることはないのです。


他の方を又探し直してもいいのです^^


夏目漱石さんが「こころ」の中で
友人Kさんに対して言ってることとリンクします。


「ただ困難に慣れてしまえば
しまいにその困難は何でもなくなるものだと
決めつけていたらしいの
です。
困難を繰り返せば、
繰り返すというだけの功徳で、
その困難が気にかからなくなる時機に
めぐりあえるものと信じ
切っていたらしいのです。」


困難なんて慣れるものではありませんよ。

カウンセラーとの信頼関係をしっかり築き
小さな傷から取り掛かってみたりしながら
少しずつ深く掘って行って
少しづつ刺激を感じながら進めばいいのです。


カウンセラーの思惑や
クライアントさんの中にある
見捨てられ不安を利用する形で
振り回されるようなセッションだと感じたら
打ち切っていいんです。

べっぴん娘も言っていたように
いきなり弱っているお腹に
脂っこいものを流し込んでは
消化不良を当然起こします。

そしたら、しばらくはお腹を休めて
消化の良いものから少しずつ形のある食べ物へ
移していきますでしょう?


もし、消化不良がまだ治っていないのに
無視して消化の悪い食べ物ばかり
食べ続けたらどうなりますかね?

胃袋は崩壊し出血を起こすでしょう。


これと同じく


困難から逃げることを許さずに
挑ませ続けたらメンタルはどうなりますかね?

メンタルは崩壊し引きこもってしまうかもね…

あまりの恐怖で
もう二度と外の世界へは出て行かない。
…と決め込むかもしれません。

それは 海で言えば深海の魚みたいです。

深海からいきなり海面まで引きずりあげれば
たちまち目はまぶしさに耐えかねて
潰れてしまいます。


どんな運動でもいきなりは始めないでしょう。
準備運動しっかりするでしょう?
だって、いきなり始めたら怪我しますやん…^^;

私は音楽部で
フルートとトランペットを担当していましたが
いきなりは吹かない。

しっかり楽器を暖めてそれから吹き始めます。

音色が変わるんです。



そして つまりこれって
どんなことにも言える。ってことじゃないかな。


あなたのペースで取り組めばいいんです。

あなたの体 あなたの心 労わってあげてね^^

今日は

「抑圧がかかったセッションは無意味。その理由。」

でした!!


余談ですが…


戦い続けてきた人にとって
戦うことをやめることは恐怖です。

手に持っている矛も盾も拳銃も
手放すことは とにかく怖い。


この武器を
「もう今日からは戦わなくていいんだから
手放しても良いんですよ…」
って言われても無理ってもんです。

その今迄戦ってきた自分を
戦わない自分で居る為に

戦わねばならないこともあるんです。

これが、カウンセラーと共に…
ならできるかもしれません。

そして、戦わない自分が少しずつ手に入ってきます。
セッションの取り組み方も勝手に変化していきます。

それでも、少しずつです。


つまりは こんなことであります。


長くなりました^^;


説明が しつこいね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のアメブロ記事…

 

 

 

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