2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

スケープゴード 家族機能不全 その訴えは届かない・・・

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 

 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、

 

 

一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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アメブロ過去記事2月3日投稿より…

 

 

 

 

 

ちょっと今日は苦しくなる人もいるかもしれません…

 

 

 

 

「スケープゴード 家族機能不全 

 

 

その訴えは届かない…」

 

 

 

 


過去に私がかかわった若い人の話です。

 

 

 


読んでて苦しくなったら

 

すぐに逃げてくださいね…

 

 

 


まだカウンセラーになる前の

 

ボランティアで話を聴いていた時期のことです。

 

 

 

 

 



注目があまり与えられてこなかった人

 

与えられてきていたのだけれど

 

ある日を境にぷっつり途絶えた気がして

 

孤独を感じていたのではないか…

 

 

 


という人のお話です。

 

 

 


こういう人は、もしかすると、注目を集めたくて

 

また皆が自分の存在を忘れていないか

 

確認作業を繰り返しする癖があるかもしれません…

 

 

 

 

 



その人は、ずっと一人っ子だったのだけど

 

両親にある日兄弟ができたことを告げられます。

 

 

 


その人はその時 小学高学年でした。

 

 

 


自分に兄弟ができることはとても嬉しかったのですが

 

妊娠が分かった時点で母親は

 

自分とお腹の赤ちゃんに神経が集中し

 

高齢出産ということもあり

 

その人に色々家事の負担を

 

お願いするようになります。

 

 

 


無事に生まれてからも

 

赤ちゃんの世話のお手伝い

 

家事のお手伝いと忙しく

 

学校が終わってから

 

お友達と遊びに行くと言った日には

 

ものすごく叱られ父親からも攻められたと言います。

 

 

 


中学になってからは、その人なりにサインを送り

 

家出してみたり、お友達の家に泊まりに行ったりして

 

家から逃げるようになります。

 

 

 

 

 



父親がお友達の家から連絡があって迎えに行き

 

その人がお友達の親に

 

自分たち親の悪口を言ったのを知ると 

 

お友達の親の前で殴ることもありました。

 

 

 


家から出てもすぐに連れ戻される。

 

 

 


考えたその人は昔の先生のお宅へ逃げ込みます。

 

 

 


そこでも、今自分が感じている状況を話し

 

先生から親に言ってほしいことを伝え、訴えます。

 

 

 


そして、親が迎えに来て先生と話しますが

 

親は

 

 

 


「またか・・・」

 

 

 


となり聞く耳を持とうとしません。

 

 

 

 


特に父親の怒りは激しく

 

母親も一緒になって何か言いはしないものの

 

あとからお父さんに謝るように強要し

 

その人の居場所はどんどん無くなっていきました。

 

 

 

 

 



やがて、学校へはまともにいかなくなり

 

出会い系サイトで出会った人の所へ

 

身を寄せるようになります。

 

 

 


そのころ ふじたと出会います。

 

 

 

 

 



メールアドレスを交換し、携帯番号も教えあいました。

 

 

 

 

 



その人は ふじたと電話なりメールなり

 

繋がっているときは落ち着いてるのですが

 

いざ ふじたがメールの返信が

 

すぐにできなかったりすると

 

メールアドレスを変更して

 

知らせてくることが多々ありました。

 

 

 


自分に目を向けてくれているのかの確認作業です。

 

 

 

 

 

 

 




その人がやってることは何かわかるでしょうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






以前にもブログで書きましたよね。

 

 

 


ある役割をその人はやってるんですね。

 

 

 


「役割」によって人生が邪魔されるということ。家族機能不全の「役割」から

 

 

 


その人の場合は 「スケープゴード」 の役割を

 

担わされてしまったケースかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 




さて、こうなると親も親で世間から

 

色々な色眼鏡で見られます。

 

 

 


外へ一歩出れば突き刺さる目があります。

 

 

 


そして

 

こんな風になんで育ってしまったのかと

 

何がいけなかったのかと

 

 

 


母親は自分を責めます。

 

 

 

 

 



一生懸命育ててきた。

 

 

 


この母親の愛情表現は

 

自分が着たかったけれど

 

着れなかった

 

着せてもらってこなかった

 

プリプリのレース一杯のお洋服を毎日着せ

 

一度しか手を通さない服もあったと言います。

 

 

 


その人の服は衣裳部屋には

 

入りきれないほどの量でした。

 

 

 

 

 



食べたいだけ何でも食べさせてきたおかげで

 

肥満児になり学校から健康診断のとき

 

連絡がありました。

 

 

 

 

 



親自身、自分の親から 

 

愛 

 

を受けてこられなかったのかもしれません。

 

 

 


愛 って なんでしょう。

 

 

 


愛 って自分が欲しかったけれど

 

与えてもらえなかったものを

 

与えることが 愛 でしょうか?

 

 

 


この母親が欲していた 愛 って

 

こういうことなんでしょうか?

 

 

 


あの時、物じゃなくて

 

本当はどんなサポートが欲しかったんでしょう。

 

 

 

 

 



この母親は、今も、心療内科でお薬をもらい続け

 

その原因は薄々気が付いているものの

 

本丸を見ないようにしています。

 

 

 


この母親の本丸とは

 

 

 


「自分の兄弟さえ生まれてこなければ

 

親の注目を一身に自分だけに受けることが

 

できたのに」 …と。

 

 

 

 

 



ですが、本丸は兄弟ではありません。

 

 

 

 

 



本丸は誰でしょうね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 





今日は、重いお話になってしまいました^^;

 

 

 

 

 



本日のテーマ

 

「スケープゴード 家族機能不全 

 

その訴えは届かない・・・」

 

 

 


でした。

 

 

 

 

 



親だけが悪いなんてことはないのです。

 

 


そんなことは絶対にありません。

 

 

 


そこだけは強くお伝えしておきますね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のアメブロ記事…

 

 

この占い師さぁ~ なんで 本人たちの気持ちが聴けないわけ?~10代の考えから~|fujita counseling @ chigusa fujita

 



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