2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

仲間外れをしたんじゃないよ。待ってたんだ・・・それなのに・・・どうして大人はわからないの??

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 夫婦関係カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 

 

 

人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、

 

 

一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

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アメブロ過去記事12月29日投稿より…

 

 

 

この記事は2013年1月23日に投稿された記事を加筆修正したものです。

 

 

 

 

人と どう関わればいいのか分からなくて

 

いつもオドオドしている女子生徒がおりました。

 

 

 

 


でも、彼女は虐められているわけでもなく

 

無視されているわけでもなかったのですが

 

どうしても自分から人の中へは飛び込む勇気が

 

なかったんですね。

 

 

 


ある日、体育の時間に

 

数名ずつのグループを作ることになりました。

 

彼女は、自分から飛び込んでいけず

 

戸惑っておりました。

 

 

 


そこへあるグループの生徒たちが

 

人数が出来上がっておりましたが

 

彼女のことを思って

 

彼女が

 

 

 


「入れて!!」

 

 

 


っと言ってくるのを待っておりました。

 

 

 


でも、彼女は言えません・・・

 

そしたら、教師がやってきて こう言いました。

 

 

 

 


「仲間外れはなし!って言うたやろ!!」

 

 

 


そして、教師を中心に女子生徒達を円にして

 

お説教が始まりました。

 

 

 


ある生徒は こう思いました。

 

 

 


「先生うざっ!」

 

 

 


「あんたが問題デッカクしてんじゃん」

 

 

 


「あ~ぁ、これじゃまるで 

 

一人で突っ立ていた あの子が 

 

えぇ~さらし者じゃん」

 

 

 


そして、彼女が言ってくるのを待っていた

 

グループの生徒たちが叱られるという羽目に・・・

 

 

 


待っていたグループの生徒たちは

 

彼女が自分から言えるようになれればいいな・・・

 

その日を待とう・・・

 

今日は言えるかな。

 

もう少し待ってみよう・・・

 

心の中でそれぞれが思っていたんですね。

 

けれど、このチャンスを潰されてしまいました。

 

 

 


いつもいつも、私たちから

 

 

 


「おいで」

 

 

 


って手招きばかりじゃいけない…

 

 

 


そう思ったんだそうです。

 

 

 

 

 



これは私の娘のクラスの話です。

 

待っていたグループのなかに娘がおりました。

 

 

ちなみに娘はこう思ったそうです。

 

 

 

 

 



「先生、もうやめて!黙って!!」

 

「あなたに怒りを感じるわ!!」

 

 

 


けれど、こんな言葉が直接は言えない。

 

言えない言葉を飲み込んで、

 

帰宅したら思いっきり吐き出す。

 

 

 


子どもたちも、実は大変なんです・・・^^;

 

そして、その裏で 

 

教師たちも対応の仕方に葛藤をし、

 

実は、混乱もし、苦しんでいるんですね・・・

 

 

 


親は、学校であった話を出してくれている時

 

それがどんな内容であろうと、

 

注目して聴くことがまず大事でしょう。。。

 

 

 


そこには何のアドバイスもいらず

 

子どもが

 

 

 


「何を感じたのか」

 

 

 


を言わせてあげることが重要ですね。

 

しかし親自身が子どもが話す内容に対して

 

 

 


「いい人であってほしい」

 

とか

 

「人のためになる人であってほしい」

 

とか

 

「悪いことをしないでいてほしい」

 

 

 


などの感情が湧いてくるかもしれません。

 

 

 


そしたら、それは もしかしたら

 

あなたが言われてきた内容であって

 

 

 


「~であるべき」

 

 

 


という刷り込みから来ているのかもしれません。

 

 

 


そこを解決できれば

 

我が子の話もどんな内容であろうと

 

聴くことが出来るかもしれませんね・・・

 

 

 


子どもたちは いつだって

 

 

 


自分の感情を出したい。

 

聞いてもらいたい。

 

 

 


そう思っているでしょうからね・・・

 

 

 


本来は一番安心して話せるはずの 

 

 

 


あなたにね・・・

 

 

 


※ 補足です。ちなみに娘はこの時

 

どうだったらよかったか・・・

 

これについても話してくれました。

 

 

 


「できれば黙って知らん顔して待ってほしかったわ。

 

そりゃぁな、先生も時間がないから

 

焦るのは分かるけど

 

けどな、黙っといて欲しかったわ。

 

 

 


今回なんて、○○ちゃんどう感じたんやろか?

 

そう思うねん。

 

もし、他の方法があるとしたら

 

こっそり先生が私らの所に来てな

 

 

 


「あんたら、○○ちゃん入れたってくれるか?」

 

 

 


そう言ってきてくれたらな

 

私らも自分らの考えが言えたやん

 

 

 


”○○ちゃんから言いに来るの待ってるんです。

 

いつもいつも入れてあげてるけど

 

そうじゃなくて自分からも言ってきてええんやって

 

気が付いてほしいから”

 

 

 


そう言えたやん!!」

 

 

 


子どもたちを舐めたらあきません。

 

ちゃんと考えているんですね。

 

 

 
 
 
 
 
 
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