2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

奴隷妻 あ~嫌な言葉ですね^^;

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング -believe in yourselfーあなた自身を信じて・・・

 

 

ふじたカウンセリング ホームページです。

 

facebookへも遊びにいらしてくださいね^^ ふじたカウンセリングfacebook

 

アメブロ過去記事9月21日投稿より・・・

 

奴隷妻。


あ~~~
またまた こんなお題が浮かんでしまいました(;^_^A

どぉ~も ふじたは
こういう系統に反応してしまいますね…

でもね、東北に住んでいたころ
ある総合病院で老夫婦を見かけたときのこと。

そのご夫婦は
奥様が旦那様を病院へお連れしていた模様なんです。

で、旦那様はなかなか自分で思うように歩けない…

それで、奥様は

「はよう!!!もう!どこにいってるの!!こっち!!
あ~~~~イライライする!!!」

ってね、・・・それはもう大衆の面前で堂々と旦那様を 
なじっておられましたσ(^_^;)

あの当時は、見てて苦しいなぁ~~って思ったのと
この奥様は多分
旦那様から相当過去に
辛い思いをさせられてきたんかもしれへんなぁ~…って 
ぼんやり思ったのを覚えています。


亭主関白。

今でもこの言葉を耳にしますね。
ええのか悪いのかは本人たち夫婦が決めること。

「お茶!」
って言われたら用意する。
言われた本人が かまへんのなら
問題ないですね。

でも
「お湯呑は食器棚、やかんはガス台に。
お茶葉と急須はキッチンにあります。」

って言っても 構わないわけですよね。


それを言えない関係であることが問題なのかも…


つまりお互いが 構わないのであれば問題ないんです。

でも、片方が少しでも嫌だって思うのであれば 
お互いの気持ちが一致していないのですから
無理やり相手に自分の言う事を聞かせ続けていると
ある日 突然に困ったことが起きるかもしれません…



これは ふじたの交友関係の方の話。

その人は本当に従順でとても優しくて
素敵な奥様でしたが、ある日一転
あるインストラクターの資格を取って
バリバリ働き始めました。

驚きましたね。

もう、旦那さんの傘の下にいなければ生きていけないような 
か細い感じだったんです。

でも、まさか、彼女が自営業を始めるとは…
思いもしませんでした…


人は覚悟が決まると大胆な行動が取れるものですね。

まだ当時 幼かった子どもたち二人を
旦那さんに残して東京まで出て
単身で研修に何日間だったかな…
結構かかったと思いますよ。

そこへ行ってしまいました。

旦那さんに放った言葉は

「私は今まで散々あなたに尽くしてきました。
でも今日からは 
私は私のための時間を持たせていただきます。
資格を取ったら必ず稼ぎます。
自立した女になります。」

そう言ったそうです。
そして、さらに

「それがダメならば今ここで離婚届にサインしてください。
夫婦である以上
お互いがお互いを支え合えないのであれば
離婚するしか方法がありません。
夫婦でいる意味がないわけですから…」

言っちゃいましたねぇ~~~
すごい!!


でね、この旦那さん、どんなふうだったかというと…


亭主関白ぶって 言葉のDVもあったそうです。

「文句あるなら俺と同じだけ稼いでこいや!!
どうせ稼げやんくせに!!」

「女のお前に何が出来る?笑わすな!」

家事の合間にお友達と趣味の小物を作るために
仲良し主婦が自宅に集まっていると
お友達が居る間は愛想よく振る舞ってくれるのですが
お友達が帰ったとたんに

「しょうもないもんばっか作りやがって、くだらん!
これやで女のすることはレベルが低いねん。
あ~~~うっとしかった!
何で俺がお前の遊びのために家にいる時まで
愛想よく振る舞わなあかんねん!!
迷惑やわぁ~~~」

などなど…

妻という存在は
稼いできている俺のためにあるのであって
妻が俺より自由な時間を持つ資格はなく 
権利も勿論ない。

食わしてもらってるんだから
俺のために俺の言う事を聞くのは当然である。


って言うのが彼の持論でした。

そんな夫から妻は 
ある意味洗脳され
刃向う術も失い
自分の頭で考える力をも
奪われてしまっていました。

こうなったら、もう、大変です。

外へ助けを求めることも出来ないかもしれません。

この世界が 安住の場化してしまうからです。

このまま大人しくしていれば
「生きること」は出来るわけですからね…



ですが、ある日何かの切っ掛けで 
気が付くときがやってきます。

その時がチャンスですね。


そして彼女もその時、そのチャンスを見逃さなかた。


ある時、急に思い出したんです。 
自分には昔やりたいことがあったけど諸事情により
諦めてしまっていたことがあったこと。

もう一度チャレンジするためにはどうしたらいいか。
自分の頭で考えて知性をフル回転させて…
最悪の場合、離婚の覚悟もしました。

このまま この人の言う事を一生聞き続けるよりも
母子家庭になってでも
そして生活が今までよりも苦しくなってでもいいから 
「自分の人生を生きる」 と決断したんですね。


そしたら、行動が早かった。

恐怖なんかまったく感じなかった。

むしろワクワクしたそうです。

離婚覚悟ですからね…すごいですね^^


人は 覚悟が決まると
勇気と自信を持って 行動できるんじゃないかしら。

嫌われたくない、捨てられたくない、一人では不安。

そう思う気持ちが少しでも残っていると
なかなか前には進めないかもしれませんね…

自分の人生を手に入れるために
そして 自由を手に入れるために…

彼女は奴隷妻から見事に脱出したんですね…


その勇気と覚悟。

拍手を送りたいですね…


え?その後 彼女はどうなったかって?

旦那さんは学校行事にも積極的に参加し
仕事からの帰宅時間も今までみたいに
無駄に仲間と飲み歩くことも少なくなり
その分 早く帰宅し
家事を分担してくれているそうです。

つまり 対等 に 
育児と家事をこなしているということですね^^

稼ぎは同じでなくても仕事の責任は同じです。

彼女は自営で責任あるし
旦那さんも管理職ですから責任があります。

自営の抑圧とサラリーマンの抑圧は違っても
働いていることで、責任あることに違いはありません。

そりゃね、彼女のように皆が皆
同じようになれるわけではないでしょう。

でも、自分の人生を生きる ということは もしかしたら
あなたにも出来る…と思いませんか?

怖いことだろうと思いますが…

いつだったか彼女はこう言っていました。

「私、奴隷妻していたこと
長い間 気が付かずにいたんよね。
今は毎日が楽しいよ^^」

少なくとも
彼女の様に 

奴隷妻
 

からは解放されるんじゃないかしらね?^^

 

本日のアメブロ記事・・・

子どもが親を超えていこうとしているとき、それを歓迎できない親もいますよね…|fujita counseling @ chigusa fujita


ふじたカウンセリングfacebook  良かったら遊びにいらしてくださいね^^