2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

時には黙っておいてやることも必要ですよね^^

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞきにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング -believe in yourselfーあなた自身を信じて・・・

 

 

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新年度が始まって、子どもたちも学校が始まりましたね。

学習塾に来る子どもたちもクラス替えや
新しい担任の先生の話などで盛り上がってました・・・

いつもであれば

「せんせい、ぼく きたよ」

教室に来ると必ず顔を真っ先に見せに来るその少年も、
その日ばかりはクラスが離れたお友達と 
わいわいとおしゃべりして、楽しそうでした。

そして、ハッ!・・・と我に返り ふじたの所へ宿題を持ってやってきました。

・・・と思いきや違ったのです。

ふじた・・・「宿題やな?」

少年・・・「ちがうよ、今日の分」

ふじた・・・「え?もうやったんか?早かったなぁ・・」

少年・・・「うん、今日のところは簡単やったから」

ふじた・・・「そうか^^じゃぁ、答え合わせするから、待っときや^^」

少年・・・「うん」

そう言ってまたお友達の所に行っておしゃべりしていたら・・・
インストラクターに叱られました^^;

ヤバいんじゃないかなぁ・・・・と思って心配してた矢先でしたね・・・

そして、

「今日の分は、もう終わらせた」

という彼に対して

インストラクター・・・「ええ!!答え見たんじゃないの?
読むだけでも時間かかるのに・・・さっき来たところでしょう?」

少年・・・「答え見てないし!!ここでやったわ!!」

私にインストラクターが彼のプリントの答えを直ぐに合わせるように促され・・・

いやぁ~~~な気分で答え合わせをすると・・・

ちゃんと間違ってるんですよ・・答え見てないんです。

彼がいつも間違える苦手な場所です。

「答え見てないですよこれ。全く同じじゃないですし、このあたりは得意な部分ですからまず間違えたりしないですしね・・・」

そこで認めたものの。。。謝りはしない・・

まぁ、確かにね、教室でやったかどうかは
確かに怪しいんです。

自宅でやって来てる可能性が高い。

でも、ここで、彼を追いつめて

「うそでしょ!!」

って皆の前で彼を問い詰めることに意味があるんかしら???

って考えたら、・・・ふじたには ないんですね。

それにあえて 目をつむらないといけないこともあります。

分かっていても、あえて黙っておいてやることも 
時には必要だとも思います。

仮に言うにしても時と場所を考えて言わないといけませんね。

もう少し、余裕が欲しいものですね・・・

このインストラクターにも助けが必要です。

皆を(生徒)伸ばしたい。

そういう思いはありますでしょう・・・

でも、軸がぶれていきます。

やっていくうちに周りの雑音に振り回されたりもします。

事務局との意見の相違にも悩まされます。

(これは ふじたの想像ですが・・・
当たらずとも遠からず・・・ではないかしらね)

上からの抑え付けや下からの突き上げにあってもぶれないでいるということは相当の覚悟が必要です。

その為にも助けが必要なんです。

どんな助けか・・・自分の思いを安心して吐き出せる
相手が必要だということです。

これは、親子関係や夫婦関係にも言えます。

自分の話も聞いてもらえるし、相手の話も聞ける関係。

対等にね。

その為には、
自分はどの言葉に反応するのか、
どんな態度に反応するのか、
そして
それはどこから来るのか・・・

それが見つけられたらお互い安心して話が聞き合える・・・
かもしれませんね・・・


親の立ち位置で言うならば

ほんのちょっとした子どもの行動に激しく反応してしまうより、

分かっていても黙っていられるような、目をつむっていられるような・・・

案外、子どもの方は親を騙せたと喜んでいても
後々気が付くものですからね・・・^^