2011 温もりを求めて

夫婦・親子・人間関係・機能不全家族・発達障害ADHD・虐待・トラウマ・ネグレクト・セックスレス・モラハラ・産前産後の不安などについて。

痛い光景・・・

 

奈良県生駒市で 家族問題カウンセラーをしております。

 

主に 離婚・修復カウンセリング 親子・育児相談(保育士の経験もありますので色々

 

な方向から) 人間関係など・・・

 

心が傷ついて考えても同じところに戻ってきてしまうパターンが始まったら、一度のぞ

 

きにいらしてみてください。

 

お役にたてれば幸いです。

 

fujita counseling ふじたカウンセリング
 

 

believe in yourself -あなた自身を信じてー



http://www.fujita-soudan-nara.com/

 

 

時々見かける「痛い光景」

 

大人が子どもを人前で大きな声で怒鳴り、さらし者にしているかのような光景。

 

これは痛いです。

 

藤田は見たくないと思ってしまいます。

 

まるで自分が、その子どもになって、さらし者になってるような感覚に陥ります。

 

勿論それは私の中にある問題ですが・・・^^;

 

でも、この時、さらし者にしている、その大人も、実は傷ついていると思うのです・・・

 

 

それは、

 

虐待をされている子どもの救済は勿論ですが、実は、虐待をしてしまっている その子どもの親も救済しないといけないということです。

 

私は幼いころ、逃げ場として、よく母方の叔父の家に、お泊りをしに行っていました。

 

もう、今はこの叔父も亡くなってしまい居ないのだけれど・・・

 

この叔父の娘が中学に入学して、しばらくのころ いわゆる非行の道へ走りかけた時期がありました。

 

この時のことを叔父は私に話してくれたのです。

 

娘を非行に走らせたくなくて必死だったのでしょう・・・

 

ある日、娘を初めて平手打ちしたそうです。

 

その話をしてくれたとき、叔父は、ジッ…っと平手打ちした方の我が手を見つめながら、

涙声でこう言ったのです。

 

「ちぃ・・・(私の呼び名です)親はなぁ、大事やから殴るねん。せやけどな、俺の手も痛かった・・・そしたらな、”あぁ、娘も痛かったやろうなぁ・・・”そう思うねん・・・」

 

 

この当時、私は高校生だったと思います。

 

あの時は叔父の気持ちは今ほど分からなかったけれど、胸を打たれたのは覚えています。

 

恐らく、叔父の胸の中で、この方法しかあの瞬間は思いつかなくて、

受けていないものを考え付くことができず、

他にもっといい方法があったのではないかと、自分自身を責め、

傷ついていたのだと思います。

 

親にもサポートが必要です。

 

親も、傷つきながら踏ん張って生きています。

 

親のサポートをすることは子どもへのサポートにつながります。

 

親にやさしい世の中であってほしいですね…

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